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鏡を使わないメイク

皆さん、こんにちは。奈良里紗@楽しく、カジュアルに障害科学に関する情報発信をしている弱視難聴の研究者です。

さて、視覚障害関連でよくいただくご質問といえば、「メイク」!

特に、女性ならだれもが
「もし、自分が視覚障碍者になったら、メイクができなくなって困る!」
と思うようです。

私ももともと見えていたので、視覚障碍者になってメイクなんてできなーい!と思い込んでいました。

でもね、よくよく考えてみて、まわりをみてみて。

全盲の方でもメイクしてるじゃん!誰がどうやってやっているんだろう?
疑問に思った私はいろいろな人に聞きまくりました。

ねぇ、ねぇ、みんな、目が見えないのにどうやってメイクしてるの?と。

すると、でてくるでてくる、見えないからこそできるメイクテクニックの数々!

そして、やってみた。

感覚的に私が見えなくてもやりやすいなーと思うのは、アイライン、マスカラ、口紅、チーク。

失敗確立が高いのは、眉毛、チーク、アイシャドウ。

皆さんはどう思いますか。

眼が見えなくなって、メイクが自分でできないなんて最悪なことでしょうかね?

個人的には、細かいものがみえないって結構幸せだなと感じています。

メイクするときって、見えるからいろいろなことが気になるんですよね。

顔のシミなんて、見えないから私は気にならないんですよね。

見えないからコンシーラー使えないし、見えないから気にならないから、いいかーって。

もちろん、女性ですから、きれいでいたいという気持ちはありますよ。

いつまでも触っていたくなるような、触り心地のいいお肌でいたいですよねー。

あ、これが一番驚かれるのですが私はメイクをするときに鏡を使いません。鏡にうつった顔は見えるのですが、視力0.01の世界をたよりにメイクをするとおばけみたいになっちゃうんですよね。笑

だから、いっそ、目はつかわないほうがいいという結論に至ったのでした。

眼が見えなくなったから、メイクはできない、それは思い込み、できるよ、全然、見えなくても。

何歳になっても、おしゃれを楽しもう★

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