エンタシスの柱
もうだいぶ前ですけど、「ブラタモリ法隆寺」やってましたね。
そこで法隆寺の伽藍の柱がエンタシスといって真ん中が膨らんでいる形で、それはちょうど重みを受け止める辺りが膨らんでいる。美しいだけでなく理にかなっている!というもので、改めて古代人の凄さを語るものでした。
ほんとに建築も造形も工芸も、古代の方が優れていると感じることが多いです。
昔ギリシャに行って、この元祖エンタシス?を見てきましたが、パルテノン神殿ってめちゃくちゃ大きいのです。凄まじく大きい。しかも石なので、法隆寺とはまるきり印象が違います。
これを木でやろうと思う時点で、何かとんでもない発想の転換がある気がします。
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