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ホットリンクさん、お世話になりました…これもUGCになるんですか?

8月にホットリンクでインターンを始めて約3ヶ月が過ぎ、10月末を持ってインターンを終了します。このnoteでは、僕がホットリンクに入って学んだこと、感じたことを書いていこうと思います。

改めてまして、松田直人です。
ホットリンクは、ソーシャル・ビッグデータの研究と分析ソリューションの提供、ソーシャルメディアマーケティングにより、「ソーシャルメディアマーケティングのスタンダードを創る」企業です。

3ヶ月の間に、SNS戦略・戦術立案に向けたマーケットリサーチ、クリエイティブ制作をはじめとするクライアントワーク、営業同行など幅広く様々な業務を経験をさせていただきました。
今まさに企業が成長していることを実感できるインターンでした。


ホットリンク を知ったきっかけは突然だった

僕とホットリンクとの出会いはいきなりでした。
今年5月のGW空けに、就活に悩んでいた僕は以前からお世話になっていた西村創一朗さんから突然、「今晩空いてる?ご飯行こうよ」と誘われました。是非!ということで向かったのが神楽坂にあるイカセンター。
そして、その場にホットリンクの執行役員である飯髙悠太さんと石塚悠悟さんがいらっしゃいました。

就活相談やキャリアの話をしていて、すごく学びになる飲み会でした。そして、飲み会の最後に飯髙さんから一言。
「もうじゃあ松田くんうちで働くよね?よし、明日10時に〇〇ね!」
さすがにその時は冗談だったのですが、飯髙さんと石塚さんの話を聞いているうちに、ホットリンクという会社に興味を持ったのは確かでした。
改めてホットリンクのことを詳しくお聞きするという約束をして、その日は解散しました。

そして、もう一度ランチに行き、話を聞いて、8月からインターンを始めることになりました。当初はインターンが目的というより、就職も見据えて、僕が全く知らないSNSマーケを体験するためのインターンでした。期限も元々は1ヶ月の予定でした。しかし、色んなことがあり、10月末までの3ヶ月間働かせていただくことになったのです。


SNSマーケティングとは公式アカウントで発信すること?

ホットリンクに入る前の僕は“SNSマーケティング”と言われて想定するのは、「TwitterやInstagramで企業が公式アカウントを作って発信している」ということだけでした。そんな僕がホットリンクに入って感じたSNSマーケティングは、本質的なものでした。何が本質的なのかは人それぞれ考え方がありますが、少なくとも僕にとっては、ホットリンクの考えるSNSマーケティングは上部だけではなく本質を突いているように感じました。

※ここでは僕がホットリンクで学んで感じたことなどを中心に書いているので、もっと深く知りたいと思った方は、CMOである飯髙さんが書いた本を読んでみてください。


特に印象に残った考え方として以下のようなものがあります。

「n対nのSNSの特徴を活かす」
マスメディアとSNSの大きな違いは、「一方向の発信なのか、双方向の発信なのか」です。テレビや新聞などでは、僕たち消費者は完全に受け手です。しかし、SNSは誰もが情報を受け取るだけではなく、発信することができるのです。広告を使ってテレビで物凄い称賛を受けていたとしても、SNSではボロボロに叩かれることもあります。SNSは“n対n”のプラットフォームです。

つまりSNSでは、たとえ企業アカウントであろうと、一方向ではなく双方向のプラットフォームの上にいることになります。しかし、この当たり前の、感覚としては誰もが分かっているSNSの特徴を企業アカウントを運用すると忘れてしまいがちになるのです。企業からの発信は“1対n”のイメージが付いてしまっているのです。

一方、ホットリンクでは、SNSの特徴である“n対n”を生かしたSNSマーケティングを行っていました。決して派手ではありませんが、地道にフォロワーを獲得し、一度きりではなく長期的な関係を築くことが大切だと学びました。

「大切なのは、積極的に会話すること」
企業アカウントでもn対nのコミュニケーションで考えることが前提にあるからこそなのですが、SNSは“会話”が重要だと学びました。1対nのコミュニケーションがプレゼンであるなら、n対nのコミュニケーションは会話です。ただ伝えたいことを伝えるのではなく、相手が喜ぶような伝え方をしたり、相手の言葉に反応する必要があります。

フォロワーがマネをしたくなるような投稿をしたり、ユーザーの投稿にコメントをするなど、会話を意識したSNS運用が長期的に効果的だと…確かに自分が消費者としてTwitterをみている時に広告のように自社製品を宣伝しているものや自社のニュースを淡々と流している企業アカウントより人間らしくフォロワーと会話している方が親近感が湧き、関心を持つようになります。

ユーザーと会話することが結果的にファンを増やしたり、商品を購入してくれるように繋がることを学びました。

「気になるのは数字。でもそれは手段でしかない」
最近のSNSでは「バズった」ことが讃えられ、バズることが一つのステータスのようになっています。ただホットリンクのバズることに対する考え方は興味深いです。バズること自体が悪いことではないが、再現性のないバズを思い求めるよりも、再現性のあることをしていこう!ということです。
それがフォロワーとの関係構築やユーザーとの会話になってくるのですが…

また、もちろん自社アカウントのインプレッションが伸びて多くの人に届くことは良いことだと思うのですが、あるユーザーが自社商品のことを呟いた結果、多くの人に届くことも大切だと考えていました。自社のインプレッションが伸びていなくても、多くのユーザーが自社商品を宣伝してくれれば、その後のアクション(指名検索や売上)に繋がります。自社のインプレッションだけを見ていては、売上などのもっと大切な指標を見失う可能性があります。

バズれば嬉しいですし、インプレッションの数字が伸びていれば結果が出ている気になります。多くの企業は、ただバズることが目的でも、インプレッションが伸びることが目的でもありません。その先にある目的のための手段に過ぎないのだから、インプレッションだけを見て一喜一憂するのは辞めようということを学びました。


SNSマーケティングの本質はシンプル

SNSマーケティングの本質を学んで、僕は最も強く感じたことは、「意外とシンプルだな」でした。n対nで考える、会話をする、自社アカウントの数字だけで判断しない…一見誰でもできてしまいそうなことです。難しい理論を唱えて、ホットリンクだけが得しようと考えているわけではなく、誰もが理解できるようなところにまで落とし込んでいるところが凄いなと思いました。

もっと細かく投稿文をどうするのか、長期的な関係構築のためにすべきことは何?といった話になってくると、やはりノウハウが必要であったり、センスが問われるのかもしれませんが、考え方自体は今すぐにでも変えることができます。たった3ヶ月のインターン期間でしたが、SNSマーケティングにおいて、最も大切な根幹部分は理解できたのかなと思っています。


お客様の力になるために存在しているホットリンク

ホットリンクに入って驚いたことは、SNSマーケティングの本質的な考え方だけではありません。それは、徹底した顧客志向です。ある日の営業部内でのミーティングで石塚さんがこのようなことをおっしゃっていました。

「失注してしまったということは、顧客を不幸にしてしまったことにもなる。私たちが受注してお手伝いできていれば顧客の売上が上がったはずだけれど、失注したことによって顧客を不幸にしてしまったかもしれない。」

「失注=自社の売上に繋がらない」と思っていた僕はハッとさせられました。本当に顧客のことを考えて、顧客の成功のために営業、コンサルしていれば、自社がお手伝いできなかったのことは顧客の損失に繋がるのだと知りました。これは、自社のサービスが良いものである必要がありますし、契約が成立はあくまで通過点でしかないと感じました。

実際に営業同行をさせていただいても、顧客の商材や社内状況に合わせて、最適な提案をしようとされていました。強く推せば受注できるかもしれないと思っても、場合によっては潔く「それをやりたいならうちじゃなくてもいいかもしれない。」と伝えていたことがありました。逆に本当にホットリンクがお手伝いをすれば顧客の成功に繋がると感じた時は、強い言葉で「やりましょう!」と伝えていました。

顧客優先という言葉はよく耳にしますが、とはいっても…なかなか行動までそうなれていないなと思うことがあります。しかし、ホットリンクで働いてみて思ったのは、
『正しいSNSマーケティングの知識を身につけて、資金力がない企業でも売上を伸ばせるようにサポートする。』
という思いを体現していました。だからこそ、普段のセミナーでは、「そんなことまで言っていいの?」と思ったり、顧客と長く付き合うことよりも、ホットリンクがいなくても自走できるようなサポートをしていました。

これがホットリンクの顧客主義なんだと身をもって感じました。

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僕は次に生かせるスキルや能力は身に付けられたのか?

ホットリンクでのインターンは学ぶことばかりでした。全く知らない業界だったので前提知識のないところから、たくさんのことを学ばせていただきました。SNSマーケティングだけではなく、マーケティングに関すること、物事を細分化して考えることなど…他の業界でも活きる知識や考え方を知ることができました。


最後に、僕個人の話もさせてください。

このままホットリンクに就職することも考えたのですが、悩んだ末にメーカー企業に行くことにしました。ホットリンクは主にメーカーやBtoC企業をサポートする企業です。過去の経験を遡ったり、自分のワクワクに向き合った結果、僕はサポートする側よりも直接、自分たちのモノを消費者に届けられるようなことをしたいという想いが強くなりました。

しかし、ホットリンクで学んだことは必ずこれからの僕のキャリアに活きると思いますし、クライアントとして、ホットリンクにお世話になるかもしれません。将来のことは分かりませんが、将来ホットリンクでの経験が活きたなと思えるように、勉強していきたいです。そして、引き続きホットリンク メンバーのTwitterを注視していこうと思います。



データサイエンティストから、営業、マーケまで幅広く募集しています。

インターン生も募集中です。
TwitterやInstagramを日常的に使っていて、これがビジネスにも活きたら面白そうだなとお思っている人は本当にオススメしたいです。SNSには大学生の若い感性(本人にとっては当たり前)が必要です。多分…笑


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