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日記:マスクとミシン

今日は姉が実家に帰省してきた。

最近では安倍首相が布マスクを1世帯に2枚ずつ配布すると言って話題になったが、僕の近所でもマスク不足が深刻化している。そんな中で手作りマスクに注目が集まっているらしい。

姉もその流れに乗ってマスクを作ると言い出したので、布を買いに出掛けた。
手芸店の布コーナーに行くと普段と違って人が多い。殆どの人がマスクを付けている。使い捨ての人もいれば手作りの人もいる。そしてどこを見ても白い布が売っていない。皆考えることは同じなのだろう。

人間の心理とは不思議なもので、ついこの間まで「柄付きの手作りマスクなんて付けるのになかなか勇気がいるな」と思っていたのに、こうして手作りマスクを付けている人を多く見かけるとそれが普通のように思えてくる。


数年前に姉がミシンを新調した。
僕の部屋の本棚は幅50cm、高さ180cmくらいだが、本が日に焼けて色落ちするのが嫌で本棚カーテンを作ったことがある。
その時ミシンを使うのは中学校の家庭科の授業ぶりだったが、なんの苦もなく出来上がった。
既製品があふれる現代社会で裁縫やミシンが必修であるのは時代錯誤のような気がしないでもないが、義務教育というのは意外な場面で力を発揮するらしい。プログラミングが必修の時代に生まれたかった。

因みにそのミシンではボビンをセットした後にわざわざ下糸を出さなくても大丈夫らしい(カーテンが完成してから気付いた)。ミシンも着実に進化している。

最近は本を読みながらPythonを勉強していたが、読み終わったので次のステップをどうしようか思案中。
Pythonを学んでそれが今後の人生にどう役立つかはまだ分からないが、ミシンのように役に立つときが必ず来ると信じてやるしかない。


このような拙文を最後までお読みいただきありがとうございます。 皆さんの反応を糧に生きています。