見出し画像

旅するzoom 村に泊まろう #1

村に泊まろう。(zoomでね)

ようやく、ようやく、これをリリースできる時が来ました。

4月のクメール正月の直前に州及び郡を越えた移動が禁止になって以来(その禁止自体は2週間ほどで解禁に)、そしてそれと同時に旅するzoomを始めて以来、ずっと待ち望んでいた「村に泊まってもいいとき」。

たびたび村に通って、いつも旅を受け入れてくれる人たちと話しをして、みんなの温度を感じながらそろそろかな、どうかなとその時を待っていました。

4月
あまりにすべてが不透明で、状況が移ろいやすかった。
バタバタする都市部の民を尻目に、どっしりと大丈夫というみんなの大きさに、改めてすごいなと思った。
5月
みんなは、Napura家族なら来てもいいよと言ってくれるけれど流れてくるニュースが気になるし、知らない人たちが私たちを見るとやっぱり一瞬動きが止まる。そのたびに、自分が誰を感染させるリスクが浮かんで、背筋が落ち着かない。
6月
国内の状況も安定して、そろそろかなと思いつつ、雨が少なくて井戸の水が少ないと聞いて遠慮する。人数が増えると、同時にオンラインの仕事が多くなり街にいることが多くなった。
7月
日本も動き始め、オンラインの仕事も落ち着いて、雨も降ってきたし、そういえば7月まだ一度もみんなに会ってない!!

そんな4ヶ月を経て、本当に本当に久しぶりに我ら家族で村に泊まる時間。
村のお父さんに「行ってもいい?」と電話すると「ああ、いいよ。おいで」と力みのないいつもの穏やかで強い声。

また、お母さんのご飯が食べられる。
晩ご飯はなんだろう?

あの木陰の、高床の下のハンモック。
どんな話するかな?
子どもたちも久しぶりに会う。
どんな反応かな?

今から想像するだけで、胸のあたりがあたたかくなる。
呼吸が深くなるのがわかる。
雨季の緑に囲まれて、きっと午前は空が青くて高い。
夕方には、オレンジ色の光の中で、カエルたちが鳴いているはず。

この瞬間を、せっかくだから分け合いたい。
ということで、旅するzoom 村に泊まろう。はじまります。

旅の概要
村に泊まる2日間のなかの、“5つの時間“を村からお届けします。

日時:2020年7月25日(土)
1回目:日本時間11:00-12:00(カンボジア時間9:00-10:00 )
村へ向かう道からお届け。広い大地と空の間を抜けて、村のホームステイ先にお邪魔します。

2回目:日本時間13:00-14:00(カンボジア時間11:00-12:00 )
遺跡の近くのハンモック地鶏レストランへ。
今回は遺跡に行かないので、ホームステイ先から村を散歩しながらお昼へ。

3回目:日本時間18:00-19:00(カンボジア時間16:00-17:00 )
お料理するお母さんの隣で今日のメニューを見せてもらったり、夕景の村へぶらぶらと?

*追加!深夜枠 日本時間21:00-22:00(カンボジア時間19:00-20:00 )
晩ご飯の頃から、ご飯が終わってハンモックでゆっくりする時間をご一緒に。
外はきっととっぷり暮れているけれど、夜だからこその音、世界があるかも。

7月26日(日)
4回目:日本時間10:00-11:00(カンボジア時間8:00-9:00 )
朝の爽やかな空気をお届けします。この日はどんなことが起こるかな。

5回目:日本時間13:00-14:00(カンボジア時間11:00-12:00 )
お昼の前のホームステイのお家からお届けします。家庭料理に興味がある方はこのタイミングにぜひ!

*当日の天気や状況によって上記のプランは変更になることもありますが、その時お届けできる良い時間を探していきます。

*お子様も含め、ご家族みんなで参加いただけます。
(旅のライブな空気感を大切にするため、大人は1回線2名さまくらいでお願いしています。お子様は人数制限はありません。おばあちゃんも一緒に!などこの機会に日頃はできない家族旅行はどうでしょう。)

参加方法 
5つの時間の全てに参加、お好きな3回を選んで参加、1回だけ参加の方法をつくりました。

1)1回だけでも、参加したい!

2) お好きな3回を選んで参加!

3)5回通しで全部参加!

<旅するzoomについて>
ある瞬間にこの目の前にある“普通の1日“にお邪魔する。
決まった行程を持たず、実際に旅するように、目の前に起こることと旅する仲間との対話の中で旅をつくっていきます。
旅するzoomについてはこちらを。
「ともに旅をする」ために、カメラとマイクは基本的にオンでお願いします。みなさんのリアクションや旅の中で生まれる対話が旅の時間をゆたかにしてくれます。カメラ・マイクをオンにしやすい場所をお選びいただけるとうれしいです。

通信状況などの事情により、部分的にカメラのオフやマイクのミュートをお願いすることもございます。実際に旅をするときと同様、その時々に、臨機応変に対応いただけると大変うれしいです。

一緒に旅ができることを楽しみにしています。


2020.7.19


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?