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旅するzoom「あの人に会いたい」その4 奈良の伊川健一さんを訪ねる

おかげさまで6/20は満員御礼です!
次回は7/5に開催します。

旅するzoomあの人に会いたい、4人目の「あいたいびと」は奈良県で自然栽培のお茶園を営みながら、日本各地で人間と自然とが融合する未来のタネを植え続ける健一自然農園の伊川健一さん。

けんちゃんこと伊川健一さんとの最初の出会いはいつのことだっただろう?
大学以来の同志である友廣くんから「奈良にお茶をつくっているおもしろい人がいる。しかも同世代やで」という話を聞いたのが始まりだったと思う。

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以来何度か講座で一緒になったり、オンラインでそれぞれの事業の話を聞いたりする機会を経て、実際に会ったのはようやく去年、しかもたった1度。
それぞれの本来の土俵から遠く離れた大都会・新宿のおしゃれなカフェで。

ようやく会えたけんちゃんは、新宿駅前の洋風なカフェでさらりと和装。でも、それすらも自然に見える空気を漂わせた、不思議な人でした。

重くなく、軽くない物腰と所作。
言葉も語り口もやわらかいのに、その中に骨がある。
そして使う言葉の端々に、時折サッと古代の風が吹く。

それから半年。上述の友廣くんらと一緒に開講した『地域とつながる仕事』第5期の一コマで、幼少期から今に至るまでの人生の歩みを聞かせてくれたとき、彼のなかにある世界の深さと広さに驚きました。

けんちゃんという1人の人のなかで、すべてがつながり、循環している、まさにそんな感覚。

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けんちゃんのお仕事とその生きる哲学についてはぜひこちらのサイトから!(下のお茶の写真をクリックしてもOKです)

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このサイトの写真に登場する人たちの表情を見るだけですでに胸にぐっとくるものがあり、元気をいただく感があるのですが、ぜひ「目指す未来」の項も読んでもらえたらと。

『お茶を通じて、人も自然としてある未来へ』

ページのトップにあるこの一言。
「自然とともにある未来へ」という表現はよく聞く。

でも「自然としてある未来へ」は「ともに」よりもさらに、もう一歩奥にある、次の次元につながっているような気がする。
同時にいにしえの世界の大事な何かにもつながっている気もします。
そして、できるなら一本筋が通ったその先の世界に自分も行ってみたい。

前述の講義の日。彼が語った自身の物語で次の一節がとても印象的でした。

「地球がなければ人類もない。人類が抱える課題はたくさんあるけれど、一番クリティカルな課題は地球。だから、自然のなかで人間が生かされている状態をつくり出すことに自分の命を使おうと思ったんです」

この志を、彼は15歳(?!)のときに立てたそう。
先ほどのサイトの「伊川健一とは」にもさらりと(本当にさらりと)書いてあります。

そして、ああ、この人が見ている景色を、一緒に見させてもらいたいな、と旅するzoom「あの人に会いたい」をお声かけさせてもらいました。

今回の旅するzoomでは、自然栽培の方法や農業に関するHOWなお話は他の機会に譲り、彼が日々目にしているゆたかな風景をともに見せていただきながら、けんちゃんが描いているこの先の未来のこと、その哲学、自然としての人の姿、それが実現された社会についてをじっくり伺う時間にしたいと考えています。

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旅の詳細
日時:6月20日(土)日本時間16:30-18:30 
(カンボジア時間14:30-16:30 )

参加人数:最大5名(5回線まで)
参加費:
1)スタンダードプラン 2500円 2枠
2)”旅のおみや”付きプラン 3500円 3枠(健一自然農園の「三年晩茶」が今回の”おみや”。を旅を終えたあとにお届けします)

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こちらの茎を焙煎してつくられる『三年晩茶』。血の巡りを助けたり、冷えや疲れを取ってくれたり、自分をゆるませてあげたいときにおすすめのやさしい、やさしいお茶です。

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冷えとは無縁そうなカンボジアでも、深夜にパソコンでがっと仕事した日の眠る前、全身が休養モードに切り替わるような気がしてとってもお世話になってます。(番茶じゃないんです、「晩」茶。この秘密はぜひ、当日に。)

お申し込みはこちらのstoresのサイトの、スタンダード、お土産付きのそれぞれのページからお願いします。

大きく、ゆたかな未来を描くけんちゃんの目に、今、目の前の世界はどんなふうに写っているのだろう。

旅の仲間、お待ちしています。


*新しい試みでstores.jpにストアをつくってみました。移行したばかりで不備などあればNapura-worksのFBページにメッセージをいただけますようお願いします。


6.10.2020


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