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認識範囲の拡大ー世界と自分の橋渡しが難しい

Ⅰ:なりたい自分を定義するプロセス

自分が将来どうなりたいかを考えるときは、以下の順で言語化することが重要だと就活生時代に考えました。

  1. 目指す(作りたい)世界

  2. 作り方

  3. 作り方の中で自分がやりたいこと

  4. 目指す(なりたい)自分

Ⅱ:自分の場合は?

1.目指す(作りたい)世界

子供が、
・ 自分の将来をイメージできること
・ 学び直しが当たり前になること

https://note.com/nappy0515/n/n71e7bf181f06

2.作り方

3.作り方の中で自分がやりたいこと

生徒とシステム・アプリと両方を持つ民間事業会社の立場から上記の②と③に取り組みたいと考えています。就活生のころはコンサルタントの立場を考えていた時期もありました。

4.目指す(なりたい)自分

カスタマーサクセサーになる。

カスタマーサクセスを選んだ理由は2つです。
1.顧客・子供に近い
2.開発にも近く、プロダクトを一緒に作れる

Ⅲ:納得がいかない点

  • 目指す自分になれても目指す世界になるわけではない

  • 目指す自分になり、やりたいことができたとしても、目指す世界になるわけではない

こうなっていまう理由は、目指す世界の抽象度、難易度の高さを、自分にできることまでブレイクダウンさせているためです。

Ⅳ:なぜこのプロセスなのか?

このプロセスを選択した理由は、そこそこ筋の通ったストーリーが出来上がるため、「自分も相手も納得させやすい」からです。

新卒就活はポテンシャル採用がメインなので、スキル・スタンスを学業や課外活動の成果で保証し、志向性を納得のいくストーリーで固めれば、身の丈に合う範囲での勝負で失敗することは少ないです。

Ⅴ:納得がいくためには?

世界の自分事化し、自分がやったことで世界がよくなったと考える。

例として、チームスポーツが近いと思います。

サッカーでDFのAさんのチームが全国大会のトーナメントで優勝しました。Aさんは地方予選1回戦の前半戦しか出ていません。Aさんは「自分が地方予選1回戦の試合開始10分のあの攻撃を止めたことが、優勝に繋がった」と言ったとします。

大げさな例だったと思います。ではこれはどうでしょう。

SFAを開発・販売を行う会社は、世界の営業をデジタル化し、効率的な営業を行う支援をすることはミッションに掲げるです。その理念に共感したBさんは、新規開拓営業として2年間で250の企業に自社システムを販売しました。Bさんは「この250件で世界の営業の効率化に貢献できた」と言ったとします。

なんとなく納得してしまいますが、世の中にある営業組織を数を考えれば、さらに導入後に本当に定着したがどうかまで考えれば、Aさんよりも貢献度は低いかもしれません。

ですので、世界を自分事化(=自分の認識範囲を世界まで拡大)するしかないと私は考えています。

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余談ですが、認識範囲の拡大については、この方から学びました。

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Ⅵ:どんな人には認識範囲の拡大が必要か?

認識範囲を拡大させる必要がないのであれば、自分のやりたいことベースで感がることができます。

ただ、人は家族やチーム、会社のために頑張ることができます。これは認識範囲が家族やチーム、会社まで広がっているといます。

やりたいことが最初からあれば、それを起点に自分はどうなりたいかを決めることができますが、それがない人はもう1つ上段から考えるプロセスは間違いではないと思います。

しかし、1つ上段から考えるには、自分以上の認識範囲は必須です。認識範囲が自分の周り以上になければ、このプロセスを踏むことすらできません。

私はまさにこのパターンなのだと思います。

Ⅶ:これからどうするか?

手詰まりの私は、これからどうすればいいのか。

今考えているのは、プロセス上段の目指す世界、作り方、作り方の中で自分のやりたいことを固定し、なりたい自分がカスタマーサクセスにあるのか、認識範囲をどこまで広げられるかを確かめることです。

また同時に作りたい世界の具体度が高くしたいと考えています。

なので私は、転職することにしました。

転職の件は、また別のnoteにまとめます。


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