本当に『ねこに未来はない』のか。
『ペンギンの憂鬱』、『カモメに飛ぶことを教えた猫』と、なんだか動物モノがつづくなぁ、と思っていたら『ねこに未来はない』(長田 弘著)である。
ユング先生、これは、あれですか、シンクロニシティ。それとも本の魔力?
僕は猫と暮らしたことがありません。
嫌いなわけではないし、その“生き方”にはシンパシーを感じています。
つまり、猫のように勝手気ままに生きるってかっこいい!と思っているのです。
遠くで暮らす妹のまわりにはいつも猫や犬がいます。
最後に飼っていた老犬が母の膝で息を