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かんじいさん

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かんじいさんの音楽と本
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ZAZ こんな曇り空の午後には...

この映像で彼女を知った。 アルバムを何枚も聴いた。 こころ、躍った。

かんじい
2年前
35

ばら撒いた金平糖のように、平易で素敵なコトバが、そこここに散らばっている。

タイトルの「鯨オーケストラ」。 「港町のライブハウス」、「ローカルラジオ局」、「ロールキ…

かんじい
4日前
58

また、『かないくん』を借りてきた。

死ぬ寸前がとても怖かった。 「かないくん」と同じ小学生の頃だった。 どういう訳か、イギリ…

かんじい
1か月前
85

原作を拾い読みする。気になるフレーズ、言葉に出くわしたら本訳本を開いてみる。『青…

今のところ、そんなことは夢のまた夢。精進あるのみ! 翻訳者の岩本正恵さんは、表題の「Wal…

かんじい
2か月前
62

『バースデイ・ストーリーズ』は、村上さんが選んだ十二の短編と村上さん書き下ろしの…

まったくその存在を知らなかったクレア・キーガンを、図書館のサイトで検索すると『青い野を歩…

かんじい
3か月前
109

3ヶ月検診。こいつが、えらくおもしろい!

かんじい
4か月前
55

「ちゃんと読んだのかよ、この唐変木!」

って、どやされることがある。 ときどきだけど、いやぁ、それほど頻繁じゃないけど。 今回は、ミヒャエル・ゾーヴァ。 「きみのうっかりも相当なもんだね、那須田くんのことを、ただの翻訳家だと思い込んでいるんだもの…」 「あのね、那須田淳くんは多くの物語を生み出した作家であり、翻訳家でもある、というのが本当のところなんだよ」 「それが証拠に、この絵本のテクストはぜんぶ那須田くんなんだ。実にいいテクストだから、ちゃんと読みなさい。読み終わったら読書感想文を送ってくるように!こ

「“砂漠の隅っこで帽子をかぶっている靴下が見つかった…”」

韓国のSF短篇集『この世界からは出ていくけれど』の掌編「ブレスシャドー」に出てくるある物質…

かんじい
5か月前
68

もう汚してしまった。

ポカ、ポカ、冬のある日、ぼくの部屋のどこかに消えてしまった『アルジャーノンに花束を』を買…

かんじい
6か月前
73

陽だまりを彩る。

冬の散歩道。 図書館に、一日遅れの本を返す。 潮の香が、ひゅるり通り過ぎてゆく。 かさり…

かんじい
7か月前
63

偉大なる何かに、必ず導かれる時がやってくる、信じてさえいれば。

紙の本、雑誌、書き手、読み手が、あやうい時代。 ”それは、こういうものだから”という概念…

かんじい
8か月前
41
+1

ご近所の花。 あまく薫り、空を飾る。

かんじい
8か月前
58

ふたり、夜のbarに月を愛でる。

今宵も、ぼくは、ラム・ソーダ&ライム。家人、バーボン・ソーダ&オレンジピール。

かんじい
10か月前
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冷凍庫整理でおいしい料理作り伝授の巻。

チンするだけのささみカツ。 ホッケ醤油漬け焼きはグリルを一歩も離れなければ大丈夫! それでも、大好物のレタスサラダは作れない、と思い込み。こんなナンバーを聴きながら...