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1dh=17.8ppm


これは何の単位換算だろうか
答えは水の硬度

日本酒の8割は水でできている。
なので水の硬度によって味わいがかなり変わるそう。
静岡の水は日本で1番のかなりの軟水。
1番硬いのは兵庫で中軟水。

軟水の水を使用した日本酒は、すっきりとした柔らかな口当たりになる。
反対に中軟水を使用した日本酒は、しっかりとした厚みのある味わいになる。

へぇ〜!知らなかった😳
仕込み水、たまに飲ませてくれるイベントがあるけど、そういうことね!硬度の違いを味わえばいいのね!


しかし問題が✋

日本酒造りには古くからのドイツ硬度(dh)が用いられる。
でも、WHOにより提言され水の硬度の評価として使用されているのはアメリカ硬度(ppm)

なので、変換が必要😳 


もう一つ問題✋
何と、ドイツ硬度とアメリカ硬度は見ているものが違うらしい。

ドイツ硬度は水の中の炭酸カルシウム
アメリカ硬度は酸化カルシウム

見ているもの違うのに同じ硬度の評価になるの?ってずっと疑問だったけど、

化学式で表すと
炭酸カルシウムはCaCO3
酸化カルシウムはCaO

だから多分、どちらも1モルあたりのCaの量は同じだからいいのかな?
(素人にはよく分からん)

そして肝心の変換式は

1dh=17.8ppm

簡単すぎて拍子抜け

もっと( )とかルートとか複雑な計算式があると思いきや乗じだり除したりで変換できるならこれは便利。簡単に変換できる。


今度、純米で同じぐらいの精米歩合、同じ酵母、速醸、2回火入れで静岡のお酒と兵庫のお酒の飲み比べしたいな😳
水に着目して飲むの初めてで楽しみ

もう一回復習
1dh=17.8ppm

ちなみにdhの読み方は、デーハーらしい
いかにもドイツ語

phのことペーハーと言ったり、
Hbのことハーベーと言うのと同じでちょいと古そうな感じだけど、dhに関しては今だにデーハーらしい。


最後にもう一回復習
1dh=17.8ppm

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