Naoyuki Haba

理論物理学の研究者です。ノーベル賞を目指して研究しています。 http://www.p…

Naoyuki Haba

理論物理学の研究者です。ノーベル賞を目指して研究しています。 http://www.phys.shimane-u.ac.jp/haba_lab/haba_j.html

マガジン

  • 大学の講義

    大学での相対性理論の講義の内容です。

最近の記事

絵本をかきました

もしよかったら読んでみてくださいね https://www.amazon.co.jp/宇宙の果てへ-波場直之/dp/4338346019/ref=mp_s_a_1_1?qid=1641645904&s=books&sr=1-1&text=波場+直之

    • 本が発売されました〜

      ご一読頂けたら嬉しいです(^^) https://www.amazon.co.jp/素粒子の探究で宇宙がみえてくる-波場センセイのとっておき50話-波場-直之/dp/4621305158/ref=mp_s_a_1_1?dchild=1&qid=1594210967&s=books&sr=1-1

      • 本を書きました

        ご一読して頂けたら嬉しいです。 予約段階ですが、アマゾンに出てました。 https://www.amazon.co.jp/素粒子の探究で宇宙がみえてくる-波場センセイのとっておき50話-波場-直之/dp/4621305158/ref=mp_s_a_1_2?dchild=1&keywords=波場直之&qid=1587589187&sr=8-2

        • 時間は平等?

          お金持ちもそうでない人も、老若男女全ての人に平等なのは、時間だけ・・・・・って言いますよね。そうだよなって思いますよね。 ミニチュアの街を作ったとします。それを眺めてはいい出来栄えだなあと眺めている自分を想像して下さい。 おなじようなイメージで、この世界は「神様の視点」があって、ジオラマのような宇宙空間を神様が眺めている。そして、もちろん、時間は(ジオラマのような)宇宙空間に共通に流れているって思いますよね。 これは、嘘なんです。 時間は、相対的なのです。走っている人

        絵本をかきました

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        • 大学の講義
          2本

        記事

          塾に行くべき?

          学校から帰って、ただでさえたくさんの宿題があるのに、また、勉強。。 そんなに勉強してどうするんだろうと思う。仮に、一流大学を出て一流会社に就職したとしても、今は、会社自体がどうなるかわからない。我慢してガリ勉して受験をクリアしたら、「勝ち組」になれる時代は終わった。 変化する時代を乗り越えていくには、受験の頭のよさではなく、非認知能力こそが大事だ。 実は、レベルが近い人に勉強を教えてもらうのはかなり危なっかしいことはよく知られている。受験勉強の公式だって、背後に美しく深

          塾に行くべき?

          宇宙について

           宇宙が膨張していることは、夜空の星を観測することでわかります。遠い星ほど、その距離に比例して、地球から遠ざかるスピードが大きいのです。その比例定数は「ハッブル定数」と呼ばれます。「星の遠ざかるスピード(速さ)」=「ハッブル定数」×「星までの距離」です。  「遠ざかるスピード」は、光のドップラー効果で正確に測定できます。救急車が遠ざかるときに音の波長が伸びるため、振動数が小さくなり、低い音に聞こえるように、遠ざかる星の光も波長が伸びて、振動数が小さくなるのがドップラー効果です

          宇宙について

          宿題は必要か?

          ゆとり教育の反動なのか、小学生には毎日たくさんの宿題が課されているようです。親御さんからの質問されることもあります。 「何でそんな簡単なことも分からないの!と思わずイライラして、叱ってしまうんです。」 「叱るとすねてますますダラダラするんです。」 「塾に入れたほうがいいのかと思う。先生の子供の頃はどうでしたか?」 などなどたくさんの質問を受けます。親からしたら子供の教育はすごく大事ですよね。 個人的な考えは、サンプル数「1」ですから、私の考えを書いても仕方ありません

          宿題は必要か?

          I am Naoyuki Haba(^-^)

          理論物理学の研究者、ノーベル賞を目指して研究しています。出身は、長野県松本市です。趣味は、スキー、ヨガ、空手です。 高校まではバスケをしていました。勉強は嫌いでガリ勉は全くできなかったです。「何故、磁石のN極とS極は別々にわけられないのか?」、「何故、マイナスの電荷を持った電子が、プラスの電荷を持つ原子核の周りをまわらないといけないのか?逆は絶対にないのか?」など先生や教科書の「自然がそうなっているのだから覚えなさい」という説明や単なる暗記が大嫌いで、ずっと疑問に思っていま

          I am Naoyuki Haba(^-^)

          素粒子物理学って何?

          「素粒子」というのは、ものをどんどんどんどん細かく砕いていった時、最後に残る「もの」のことです。「素粒子」の「物理学」である「素粒子物理学」は、「ものを細かく砕いていったら、いったいどうなるの?」という疑問に対する答えを見つけようと研究する学問なのです。(子供の頃、誰でも一度は疑問に思ったことがあるのでは?)  実は、この「素粒子」を究明しようとすると、宇宙の果てがどうなっているのか? 宇宙の始まりや終わりがどうなるのか?が分かってくるのです。究極に小さいところ(素粒子)を調

          素粒子物理学って何?

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          相対性理論と電磁気学

          大学の学部生の授業内容です。電磁気学は特殊相対性理論なのです。そして、驚くべき美しさが隠されています。(授業の復習用なので分からなくても気にしないで下さいね。)

          相対性理論と電磁気学

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          相対性理論を勉強してみよう

          大学の学部の授業内容です。特殊相対性理論がどうやって作られるかノートで説明します。(授業の復習用なので分からなくても気にしないで下さいね。)

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          相対性理論って何?

          アインシュタインが提唱した相対性理論。ものすごく難しくて、絶対にわかりっこないと思っていませんか?そんなことは全くありません! まず、「何故、相対性理論が必要なのか?何故、ニュートン力学では駄目なのか?」 基礎のアウトラインを説明します。

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          素粒子と宇宙の世界

          素粒子とは、ものをどんどん細かく砕いていった究極、もうこれ以上、分解できないもののことです。つまり究極のミクロの世界を探求するのが素粒子物理学です。一方、宇宙の研究は、星や銀河などものすごく大きな世界を探求するものです。両極端のこの2つの研究は、実は、非常に深く関連していて、素粒子の探求によって宇宙がわかってきますし、逆に宇宙の観測で素粒子の世界が見えてきます。この世界はなんと深遠でしょう!

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          数学が苦手、嫌いな人に見てほしい(その1)

          高校までに習う算数や数学は、ほとんどが大昔のものばかり。 そんな昔の学問で算数や数学が嫌いになってしまうのはもったいない! 小学生でも簡単に計算できる現代の数学を紹介します。物理にも深く関係しています。

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          物理が苦手で嫌いな人に見てほしい(その1)

          高校の出張授業でお話した内容その1です。 受験勉強で屈折率の計算を「つまらないな・・・」と思った人におくります。 高校までの勉強で物理が嫌いになってしまうのはおしいよ!

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          素粒子って何?(出雲科学館サイエンストークの続きです。)

          有名なアインシュタインをはじめ、湯川秀樹先生や朝永振一郎先生は、素粒子物理学を研究していました。私も同じように素粒子物理学を研究しています。どんな学問なのか解説しますね。

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