素粒子物理学って何?

「素粒子」というのは、ものをどんどんどんどん細かく砕いていった時、最後に残る「もの」のことです。「素粒子」の「物理学」である「素粒子物理学」は、「ものを細かく砕いていったら、いったいどうなるの?」という疑問に対する答えを見つけようと研究する学問なのです。(子供の頃、誰でも一度は疑問に思ったことがあるのでは?)
 実は、この「素粒子」を究明しようとすると、宇宙の果てがどうなっているのか? 宇宙の始まりや終わりがどうなるのか?が分かってくるのです。究極に小さいところ(素粒子)を調べていくと、究極に大きいところ(宇宙)が見えてくるのです。何て不思議なことでしょう! さらに、素粒子を調べることで、「自然界の究極の科学の法則」がどういうものであるかも分かってきます。それが「素粒子物理学」なのです。

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