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私が伝えたいのは「幸せに生きるための『生き方のレシピ』」だった

皆さんこんにちは!
藤本なおよです。

先日レシピ本の撮影があったのですが、撮影の休憩中にカメラマンさんとフードスタイリストさんと編集さんとでお話していた時のこと。

今じゃ「時短」や「ミールキット」「Uber Eats」が主流になってきているけれど、人が生きていく上で「命を作る食」はとても大事なのに短縮されてしまっているよね。もっと丁寧に作ってもいいはずなのに。

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(丁寧に作る料理って何だか豊かになる)

私も世の中の主流が「時短」「簡単」になってきていて、より早く、より簡単にみんなが作れるように料理を考えてきました。

世の中を見渡しても食はもちろんのこと、家電はとても便利になってきていて(洗濯乾燥機とかは凄いよね、洗濯から乾燥までしてくれちゃって、ルンバもほっといてもお掃除してくれたりして)、食べ物もお腹が空いたらUberが運んできてくれて、とっても便利で暮らしやすくなったはずなのに、、、

現代人、忙しいままじゃない?

というかめっちゃ忙しさに忙殺されてない?

現代人で「心身ともに幸せ」なひとはどれくらいいる?

こんなに世の中が便利になっているなら私たちは「ラク」なはずなのに、なぜかとても忙しいのだ。何なんだ、この矛盾は。

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(24時間〜戦えますかー♪ ←戦える訳無いだろうが!)


そもそもなぜ命を作る食に「時短」をしなくてはいけなくなったのか?

なぜ現代人は忙しさで忙殺されているのか?

私たちは何に時間を支配されているのか?

というか、「時間が私に合わせなさいよ」←いまここ

そもそも私がお伝えしたいのは人生をよりよく幸せに生きるために「食」を広めているのですが、私が伝えたいのは「時短レシピ」ではなくて

「人生を幸せに生きるための『生き方のレシピ』」


だったんじゃないかなと思ってきまして。

人はなぜこんなにもものが溢れて、便利な世の中になってきているのに人生の「幸福度」が低いのかとか、人が幸せに豊かに感じるためにはどんなことが必要で、どんな暮らし方、生き方をしたら「生きがいややりがい」を持てるのかとか、そういう事を含めて私は広めていきたかったんじゃないかなと感じております。

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(丁寧に作ることは生産者さんや関わる方達の敬意にも感謝にもつながること)

もちろんその土台は「食」であることは間違いないのですが、それだけではなく様々な素材があって「楽しい人生」が成り立つはずなんです。

春分の日という節目で新たな気持ちで動画を作ってみました。

『人生を豊かにする生き方のレシピ』です。

時短やUberEatsなどが悪いのではなく、私たちがどうしたら人生が豊かに感じられてどんな事を私たちは大事にしていったら幸せを感じられるのかを見失わないために少しでも気付きがあったら嬉しいです。

1週間の中で、数時間でも自分の為に豊かに使ってみる、丁寧に使ってみる事で自分の事をもっと大切に出来るのではないでしょうか。

私たちは何を大事にして、どんな価値観で生きたら幸せになるのか、「食」だけではなく、よりよく生きるための人生レシピも自分が感じたままに綴っていきたいなと思います。


まずは下準備として「スマホの電源オフ」から始めていきましょう(笑)。


藤本なおよ・ローカーボ料理研究家
幼少期から身体が弱く、様々な体調不良を「ローカーボ(糖質オフ)」という食事で克服。「人間の身体と心は食べたもので出来ている」という事を一人でも多くの人に伝えるべく、ローカーボ(糖質オフ)のレシピ開発やメディアでの活動で発信する。現在「こころの健康」の重要性を感じ、noteでの執筆活動でも発信。

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