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本のイベントでプレゼンすることになった29歳の冬。

小学生の頃、ハリーポッターの原作本が図書室に20冊くらい入ってきた。
同級生たちは、こぞって借りて、あーでもないこーでもないと話をしていた。

僕は小説がどうも苦手。映画もそう。
今でも変わっていない。

長すぎて、最初のストーリーを忘れてしまう。
そんな性格なので、気に入った映画はDVDを買って年に1度は見返している。

国語の授業でも物語より、俵万智さんや谷川俊太郎さん、まどみちおさんの詩や短い文章が好きだった。

2002年、北朝鮮の拉致問題がセンセーショナルに報道されると、拉致事件に関する本を読み漁ったり、伊東壮さんの「核はほんとうに安全か」を読んだ。

変わった小学生だったと思う。

人生で読んだ本は、平均と比べると圧倒的に少ないと思う。
けれど、胸を打つ文章・本は確かにあった。

昨年、お世話になっている方が古本屋を営み始めた。
これが僕が本を読むきっかけになった。

歌のない、サウンドのみの音楽をかけ、お酒を飲みながら本を読む。
そんな生活が日常になった。

今回、co-ba takamatsuさんにて開催の、
『一夜限りのco-ba図書館~本と人と出会う場所~』と題せれたイベントで、「私の考え方が変わった一冊」という3分間のプレゼンを行うことになった。

10代の頃に読んで、ずっと大切にしている1冊を紹介しようと思う。

どんな夜になるか、楽しみだ。

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