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100%をほんのわずかを超えてやってみる

体を整える一貫として、筋トレをする時の話。
例えば、筋トレをする時に毎回同じ負荷で行っていてもトレーニングとしては効果は弱くなってきてしまう。

これは筋肉の成長や慣れもあっての事で仕方ないことではある。

負荷という言葉1つとっても様々な意味や方法があるが、ここでは簡単に「重量」という事にしておく。

決めたセット数や1回あたりの回数をきちんとこなせるようであれば、次回からは負荷をほんの少しだけ増やしていく。

こうする事で無理なく筋力は成長していくし、扱える重量も増えていく。


けれど欲張ってすごく負荷をかけてやろうとすると…

・決めたセットや回数をこなせなくなる
・フォームが崩れる
・あまりに激しい負荷のため、次回のトレーニングまでの回復に時間がかかる

と、いうような事が起こるだろうし、自分の場合は何より…

・その日はともかく次回からやる気がなくなってしまう


と、いう事が起こる。
今回は筋トレを例に話したけど、これはあらゆる事に言えるなって思った。

何かやろうと思った時に…

「”いきなり” ”完璧に” ”全て” をやろうとしてしまう」

ところがクセとしてある。
一気にやりきれる内容の時だったらまだしも、そうできない事の時だったら途中で終わってしまったりやらなくなって途切れてしまう事が多々あるのだ。

筋トレを例に出したのでこの場合で考えてみると(内容は適当)


思い:『ベンチプレスで100キロをスイスイあげたい!!そうだな…せめて10回くらいは!!!』
行動:今すぐ100キロをあげようとする


こんな感じになる。けれど現実的に、トライしてみて80キロが一回だけなんとかあげられる状態だったとしたら…やはり100キロをあげるというのは土台無理な話だ。
トレーニングを積んでいく中でだんだんできようになっていくものだ。

はじめのこのギャップは理解できたとしても、急いでクリアしたいがため高付加を自分に課すようになると…やはりもたない。

継続は力なりと言うが、続くための工夫というのも重要だ。
それは体のケアももちろんではあるが(回復する、十分な栄養をとるなど)、心の方のケアだ。

次も頑張ろう〜なんなら楽しんでやれる感じに〜

みたいな状態に自然となれるような工夫こそが実はすごく大事なんじゃないかなって思う。

その工夫の1つが「100%をほんの少しだけ超えてやる」という事。
今回は筋トレが例だから、しっかり筋肉に刺激を与えるために100%と表現したが…別に普段やっている何かに置き換えた時は別の数字であってもいい。

仕事でもいいし、家事でもいいし、習い事でも、クラブでも…遊びでも。
なんでもかんでも

50%でも、60%でも、3%でも99%でも…なんでも。

ともかく普段している事を、本当にわずかなでも超えてやってみると良い。

毎回あげていく必要はない。簡単にクリアしていけたり、惰性でやっていたりするような事にほんの少しだけ数字を上げてみる工夫をする。

そんな事をしてみたらおもしろい事にも、もっと出会いやすいんじゃないかと思うんだよな〜!

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