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17genai
「取るに足らない自分」という感覚
どうやら今は自分のサイズというものを感じ取りたいらしい。
取るに足らない小さな存在。
そういうふうに思っているらしい。
きっとそれは「成し遂げたものは何か?」という問いに対する答え(反応)として起きたように思う。
街に出て周りを見渡してみた。
電車、建物、様々な構造物。そこにいる人々、存在しているもの。
それらに対して自分は何か影響を及ぼしているだろうか?
影響を及ぼすよう何かを今しているだろうか?
これからするのだろうか?
そういう問いを浮かべていくと反応として「取るに足らない自分」という感覚が泳いでやってきた。自分の近くをプカプカしたいらしくいまだに近くで居座ってる。
なんならニヤニヤしてさえいるように思う。
あえて「あっち行け」とまでは思わいけど「なんなんよ〜」とは思う。
今日は今から雨が降ってくるらしい。
ちょっと温度も下がってきているし、少し風も吹いてきている。「天気は下り坂」っていうけど、気分もこういう時は一緒に転がって行きやすい。
「取るに足らない」は一緒に転がっていくことを期待してニヤニヤしているのだろう。
うーん、けどそこまで一緒に付き合いたいとは思わないかな。
不思議な事にこれを書きつつじーっと見つめてると、さっきよりは遠くの方は行っちゃったように感じる。
さっきまではすごく近くでささやきかけてくる感じだったけど。
離れていくとまるで何もなかったかのようにピタッと頭の中のおしゃべりも止まる。
また近くにやってくるとささやかれるんだろうけど、それはそれ。その時はその時。
いまはすーっと遠くへ行ってくれたおかげで開放された気持ちを楽しみたい。
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