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藤原直哉のZoom de ゼミナールの世界観(5月開催分)をご紹介します。

「一期一会を大切に、少人数制でじっくり話し合える場をオンラインでつくってみよう!」ということで今春より始めた「藤原直哉のZoom de ゼミナール」(不定期開催)、5月も熱心な参加者の皆さんと未来のある話・この先の見通し・それぞれ気になっていることや悩みなどをゆったりと語り合うことができました。

今回もそれぞれの時間枠(10時・13時・16時)の冒頭30分:藤原直哉からの話(テーマ/経済金融動向)は、すべて同じ内容ですが、その後の参加者の皆さんを交えての対話の時間は、それぞれの時間枠にて、毎回いろいろな分野の話題が出ました。

このご時世、今後も世の中の変化について小さくみたり、大きくみたりしながら、世の中の動きにご関心をお持ちいただくきっかけになればとの想いから、今回もそれぞれの時間枠での対話時間内での藤原の話の一部を動画にてご紹介することにしました。

こんな話、あんな話、当日の雰囲気を感じていただけると嬉しいです。(第1回:4月29日開催分の紹介も、こちらのページ最後に掲載)

#2 藤原直哉のZoom de ゼミナール

藤原直哉/金融経済動向(冒頭30分)
・1回目の大流行は世界全体で見ると感染者発生が横ばい、死者発生が緩やかに減少
・日本では東京が突出して感染者が多い
・今冬以降は2回目の大流行は相当危険な状態になる可能性。自力救済しかない。
・少なくとも来年の今頃まで「避難・救助」の段階。経済どころではない。空襲下のゲリラ的再開
・世界大恐慌が本格的に進展中
 :中国の失業・休業は1億3千万人以上
 :債務支払い遅延が全世界で急増中
 :各国政府と中国銀行の救済がどこまで有効か
・相場は恐慌相場のなかの一時的買い支え
 :中央銀行の人工心肺でかろうじて維持
 :しかし資本が棄損すると資金調達は急激に困難に、運用はあっという間に破綻に
 :原油市場の暴落、高級品の暴落、鉄の暴落、輸送の暴落
 :米国では食肉や卵の価格高騰。経済的に虚弱な国ではハイパーインフレと食糧危機
・世界の政治基盤が揺らいでいる
 :コロナで世界の政治はますます分裂
 :日本は反安倍行動が与党内にも浸透、役所の無能さ露見は敗戦責任を取った帝国陸海軍と同じ
 :欧州ではドイツ憲法裁がドイツ中銀の欧州中銀からの事実上の独立を命令
 :大企業を含めて破綻の連鎖が始まり、財政赤字が維持できなくなると体制は最終局面へ
・復旧と復興は未来を担う人たちの手で

13時、16時の時間枠のご紹介動画も、後日公開予定です。

今回もご参加くださった皆さんからの学びも多く、私たちも大変勉強になりました。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

次回は、8月2日(日)13時より開催いたします。

第3回も皆さんとのご縁を愉しみにしております。ぜひ、お気軽にご参加くださいませ。


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