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10代に「仕事とはなんだ」と話をして感じた2つのこと

この1年間で3回学校にお呼ばれしました

2018年の11月に岡崎にある中学校に呼んで頂き、僕の仕事感や仕事そのものについてお話しをさせて頂きました。それを皮切りに、今年・2019年の5月には名古屋市の小学校に。そして昨日、名古屋市の高校でも授業をさせて頂きました。一体どうしたのでしょう。特に高校生より若い学生向けに発信をしたことはないのですが、立て続けに機会が訪れました。

仕事は隣人の困ったを解決すること

僕がみんなに話しをさせてもらう内容とは、大体以下の3つです。
「仕事は隣人の困ったを解決すること」
「お金は目的ではなく手段であること」
「70%くらいの完成度ではじめること」
変化が当たり前でスピードの早い時代に、働くことの原点に立ち返りつつ、リバイバルではない新しい仕組みを作る。かっこよく言えばそんな内容のことを伝えています。
そしてもう一つ伝えていることが
「違和感を無視しないこと」
全員に僕の言葉が響くなんて絶対にありえないし、賛同しなくてもいい。でも何か引っかかることがあればその違和感・疑問を大切にしてほしいな、と。それも授業の中で直接お話ししました。

3回やってみて気づいた2つのこと

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1.みんな素直
これは本当にそうです。みんなめちゃくちゃ真剣に聞いてくれます。高校生はもしかしたら何人か寝ちゃうかなーと思いましたが、ずーっと集中して聞いてくれました。日本の10代、とっても素直。後日感想文もいただいたりしたのですが、本当に感動します。(もちろん先生が良い感想を抜粋して送ってくれるのだと思いますが)
メディアの報道だと「若者はだめだ」的なものが目につきますが、それは彼らの一面であって全部じゃないんだと。昨日の授業で予定にないメッセージを語ってしまったんですが、それは「大人たちが作った世界を、今僕たちが受け継いで頑張ってる。次はみんなにバトンがわたるんだ」ということ。すごく彼らに希望を感じたんですよね。だからその言葉が溢れ出てしまったんだと思います。

2.学校のありかた
そして学校のありかたも過渡期なんだな、と感じます。僕が学校に呼ばれるということは、社会との接点がもてる学校をつくらなければ!と考え方が移行してきているんでしょうね。僕はもちろん学生のみんなにお話をさせてもらっているわけですが、先生もぜひ真剣に聞いてほしいと思ってしゃべっています。色々なキャリアがあるとは思いますが、先生になる人はほとんど卒業したらすぐ学校で働き始めるわけですから、それ以外の世界を知らない人がほとんどなんだろうなーと。実際に一般的な社会ではそれはないよなーという言動や、ゲストの扱い方、進行の仕方が目につく場面がありました。そんな学校の先生たちの刺激にばれればさらにいいな、と思います。

いつかR-proに入ってくれる日が来たら嬉しい

昨日思ったこと。それはいつかこの中からR-proに入ってくれる人が出て来たら面白いなってこと。それまでR-proが彼らにとって魅力的であり続けなくては!と気合が入りました。今日も僕たちのミッションである「クリエイティブをフックにした社会課題の解決・改善」からブレずに、頑張って仕事をしたいと思います!

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