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【雑記】ビニール傘が注目されたきっかけ。

皆さんお疲れ様です。
中村です。


本日もnote書いていきます。


今回は雑記シリーズになります。


皆さんが普段使用している"ビニール傘"に関するお話です。

<目次>
1.ビニール傘の発祥
2.とある映画のシーン
3.まとめ

1.ビニール傘の発祥

今ではコンビニで当たり前のように売られているビニール傘。

その発祥とは。

ビニール傘といえば、不意な雨の時に手ごろな価格で、多くの人を助けてくれる強い味方であるとともに、美智子上皇后陛下が皇后陛下時代の園遊会で「傘をさしていても、姿が見えるように」とお使いになられたエピソードも有名です。


英国のエリザベス女王やキャサリン妃がご使用になったことでも、話題になりました。



透明で視界を広くとることができ、軽く、かつ雨水を通さない。

改めて考えると、ビニールは傘の素材として大変に優秀な機能を備えているのです。

しかし、ビニール傘を最初に作った日本人がそのことに気づくまで、いえ、気づいてからしばらくの間も「ビニールの傘なんて...」と、その優秀さは世間になかなか認められなかったのです。

ビニール傘が誕生する前、昭和20年代の日本で洋傘の素材といえば、布地一辺倒でした。


高級品は絹、日傘用には麻、庶民に親しまれる手ごろなものは綿。

布地を使った洋傘こそが「格が高く伝統的である」という意識が強かったのです。


とはいえ、当時一番の主流であった綿の傘は、雨に濡れると次第に色落ちしてしまい、完璧に水を通さないわけでもありませんでした。


男性が黒い傘などさした日には、雨の水滴に染料がとけ込んで落ち、着ている服に転々とシミをつけるという状態だったのです。

そこで、後にビニール傘を開発する傘メーカー・武田長五郎商店(現在のホワイトローズ株式会社)が、こうした布傘の欠点を克服する画期的なアイディア商品を売り出し、これが大ヒットとなりました。

※出典:https://precious.jp/articles/-/13877?device=smartphone


2.とある映画のシーン

北野武監督作「バトル・ロワイヤル」のとあるシーンで海外からの反響があったと言われています。

バトル・ロワイヤルとは

極東の全体主義国家「大東亜共和国」では、全国の中学3年生のクラスから毎年50クラスを無作為に選び出し、「プログラム」と称する殺人ゲームを実施していた。
プログラムに選ばれた生徒たちはゲームのために確保されたエリアに集団で送り込まれ、生き残りが一人になるまで殺し合いを続けることを強要されるストーリー...
続きは映画で。

※出典:webio.jp

本作主演は、藤原竜也、柴咲コウ、栗山千明、山本太郎などといった大物が出演しており、バトル・ロワイヤルをきっかけに名が売れたとも言われています。


北野武登場シーン

面白いところでは、北野武監督作品「バトル・ロワイアル」が海外で上映されたところ、本人が演じる「キタノ」がビニール傘をさして登場するシーンで観客からどよめきが起こったそうです。



透けない布製の傘が主流の欧米の人々には、透明なビニール傘はとても斬新でスタイリッシュに映ったようです。

その後、ぜひ自国でビニール傘を販売したいという問い合わせが、たくさんメーカーに入ったのです。

※出典:https://golden-zipangu.jp/japan-vinyl/


3.まとめ

思わぬところから世界に広まる。

ロマンがありますね。

自分自身物心ついた時にはビニール傘は当たり前のように使用していました。


普段から使用しているモノが世に広まるきっかけがどうだったのか。

興味深いです。

皆さんの身近なモノも調べてみると面白いですね。

以上、中村のブログでした。

中村尚渡

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