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【DX】産業用ロボットにもサブスクリプションを導入!?

皆さんお疲れさまです。
中村です。


昨日は天皇誕生日ということでお休みだった方は多かったと思います。


私は久しぶりにストリートバスケをしてきました。


寒さを忘れるくらい白熱。


筋肉痛になること待ったなしです。


そして今回は、サブスク関連!


産業用ロボットにもサブスクリプションが導入されているみたいです。


1.サブスクリプションの波


コロナの影響もあって人手不足が続くなか、米国では産業用ロボットをサブスク方式や従量制で借りる動きが中小企業間で加速しています。


こうした多額の初期投資が不要で自動化が可能な「ロボティクス・アズ・ア・サーヴィス(RaaS)」は、今後も導入が広がっていく可能性が高いです。

アメリカのシカゴ南部にあるPolar Manufacturingで生産ラインを管理しているホセ・フィゲロアによると、このロボットはFormicという企業から借りているもので、コストは時給8ドル(約910円)相当になるといいます。


ちなみに人間の従業員の最低賃金は時給15ドル(約1,700円)。

ロボットを配備することで人間の作業員は別の作業を担当できるので、全体の生産量を増やせます。


なぜ、Polar Manufacturingが導入したのか。


導入の決め手になったのは、初期投資として10万ドル(約1,100万円)を支払ってロボットを購入する必要がないことと、購入せずに借りることでロボットのプログラミングに多くの資金を使えます。


2.ロボットの普及が加速する時代へ

新型コロナウイルス流行により、様々な業界で人手不足が起きています。


しかしながら中小企業の多くは、自動化に多額の資金を投じることに消極的です。


そこで、ロボットを借りて従業員にするという手法は、導入する企業にとって経済面でのメリットをもたらし、小規模企業にも急速に自動化を浸透させていく可能性があります。


数多くの小企業にサービスを提供することで、大きなビジネスを築くチャンスになると見ています。


これらの企業の多くが収集したデータをマイニングし、製品の改良やカスタマーオペレーションの改善に役立てているのです。


現在、ロボットの能力が向上し、導入も容易で安価になったことで、最近は様々な作業を請け負うロボットが増えています。


例えば、病院がロボットを利用して消耗品などを配備したり、企業がロボット警備員を導入したりなど。


こうしたロボットは多くの場合、リースレンタルで提供されています。


ロボット業界のトレンドを追っている非営利団体の国際ロボット連盟(IFR)は、2021年に販売されるロボットの台数が約13%増になると、21年10月に発表した報告書で予想しています。


18年に発表されたある市場分析によると、貸し出されるかサブスクリプション方式のソフトウェアを通じて利用された産業用ロボットの数は16年に4,442台だったが、26年には130万台に増える見通しだといいます。


※出典:https://ifr.org/

3.まとめ

皆さんも生活の中にサブスクリプションを取り入れていることが多いと思います。


Amazonプライムやネットフリックスなど。


かつてゲームソフトも売り切りが当たり前でしたが、今ではダウンロードコンテンツなど、サブスクを利用してアップデートしていくのが主流になっています。


ロボットはあまり身近に感じない方もいるとはおもいます。


今後の労働現場や生活の中で、当たり前のように普及されていくのがあっという間かもしれませんね。


注目です。


以上、中村のブログでした。


中村尚渡


※出典:https://wired.jp/article/rent-robot-worker-less-paying-human/

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