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人との出会いが自分を成長させるという話

3月も素敵な企画にのっかって、マインドをシェアします。

学生時代のある出会いが僕の人生を変えた

大学3年生の夏休み。その頃の自分は、旅にはまっててひたすら長期休暇には旅に出かけていた。

「今回は、関西方面にヒッチハイクでもしてみるか」

と実家の近くから、ヒッチハイクで関西方面を目指す。神戸に半年ぐらい前にカンボジアで出逢った日本人の友人が居たので、帰国したら日本で会いましょう!と言っていたので、それを目指した。
ヒッチハイクは、2回目だったので順調で、

・どうしたら、見知らぬ男を乗せたいと思わせられるか
・知らない人を乗せるという不安をどうすれば拭えるか

10台ぐらいを乗り継いで、神戸に到着。乗せてくださった車は、長距離トラックの運転手やファミリー、一人旅中のお兄さんなどいろんな方々だった。

多くの方々に、出逢って今は連絡先も知らないけど、唯一Facebookで繋がった方がいて、それは大阪の国道でヒッチハイクをしていた時。一台の中型バイクが僕の前で止まった。

「ヒッチハイクしてるん?ええな!京都までなら乗せたるわ!」

と関西弁で話すのは大学院生のイケメン。話を聞くと、修士課程で、都内の某メガバンクに内定が決定しているという。
当時、4か月後に就職活動を控えていたので、いろいろ自分の考えを聞いていただいた。しかも、2週間後にオーストラリアへの4か月間の留学を控えていて、就職活動前に留学という予定だった。

「そもそも、何で留学したいん?どういうところに就職したいん?」

いろいろ聞かれるも、留学の理由は答えられるけど、就職の軸なんか全く決まっていなかった。その人は、就活生向けに無料のコンサルもしていて、最近までやっていた就活のノウハウなどをいろいろ教えていただいた。

僕は、この出会いによって一つ大きなことを教わった。

人は、出会いによって成長する

それまで、旅は単純に楽しかったからしてたけど、思考を整理すると、その時感じたこと体験したことは自分の糧になるし、何より人と出会って話したことやその話から新しく出会った価値観などはその後の自分の思考に少なからず影響する。

逆説的に言うと、人は出会いがなければ成長しないということになるけど、決してそうではない。ただ、出会いは人を成長させるということは間違いないなと感じた。

立命館アジア太平洋大学の出口治明さんもこう言ってます。

「人・本・旅」とは、人に会う。本を読む。最後の「旅」は、現場のことです。おいしいパン屋さんができたら、行って、買って、食べて、初めておいしさが分かります。脳に刺激を与えなければ、アイデアなんか出てこないんですよ。

もう一つの教わった重要なこと

あともう一つ、論理的に物事を考えて話すことの重要性。
とにかく、話を聞いてるだけで頭にすっと入ってくる。説明が上手いのはもちろん頭の中で話の構造を作っていて、どの順番でどう話せば相手がすぐに理解できるかを瞬時に判断している。営業だったら、即受注です。

ロジカルシンキングは誰にでも備わっていて、地頭の良さは関係なく、日ごろの思考によって鍛えられる領域。
日頃から思考するクセをつければ、論理的思考力は鍛えられます。

この投稿は、#ペアnote の3月テーマ「人との出会い」に寄せるものとして書きました。

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