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「読まれるコンテンツ」を書きたい人へ

最近、「読まれるコンテンツ」のテーマでいろいろな実験をしてます。
結論を言うと、この3つかなと。

1. 発信者しか書けない内容である
2.読者にとって何かしらのメリット(発見)がある
3.自分のポジションを持っている

noteやTwitter、書籍も含めて多くの「文字」を見てきて分かったのは、読まれるにはそれなりの理由があるのです。

このnoteは

・自分には文章なんて書けない
・これからじぶんを発信をしようと思っている

このような方に読んでもらえると嬉しいなと。

1.発信者しか書けない内容である

いわゆるオリジナリティーってやつです。例えば

「起業して3年で東証マザーズに上場したときの話」

このようなタイトルのnoteがあったら上場を目指している経営者は気になって見てしまいますよね。そして、そのnoteには起業当初から上場までの軌跡や辛いエピソードも書かれていたとします。

そして共感が生まれます。自分の現状の姿と未来のありたい姿を読者は重ねようとするのです。

最近だと工藤さんのnoteが印象的だった。

これは工藤さんしか書けないnoteだし、一節に

当時その子会社には社員が30人ほどいましたが、リストラせざるをえませんでした。翌月から社員は3人になりました。

この内容が書かれていたら、この後の結果が気になっちゃいます。
上手く、読者を自分の世界に巻き込んでいる。
ノウハウに関するnoteや書籍は世の中にあふれていますが、自分しか経験していない体験は貴重なのです。

もし、何を書こうか迷って発信をためらっているなら、じぶんの人生を振り返ってみてください。かならずあなたしか経験したことのない秘話みたいなのがあるはずです。

これからのコンテンツは、「その人しか書けないオリジナル」が読まれる。

2.読者にとって何かしらのメリット(発見)がある

膨大な情報量であるSNSでは読者の可処分時間を奪い合うことが常に起きています。つまり、読者にとって何かしらの「見る動機」がないと読まれるコンテンツにはならないです。

「これは参考になる!」とか「これはぜひ知り合いにシェアしたい!」と思ってもらえるようなコンテンツは読まれるコンテンツの典型です。
ただ、これはノウハウが全てではありません。ささいな気づきでも、メリットであり発見にもなります。

誰にも自分コンテンツはあります。
「モテなすぎて出会い系アプリを使ってみたら、1ヶ月後に結婚しました」みたいなことを書いたら、モテないや結婚したい人は気になって見てしまいます。恋愛ノウハウが書かれているのか、マッチングアプリ攻略法が書かれているのか僕だったら読んじゃいます。(既婚ですが・・・。)

もし上記のような経験がないのであれば、試しに友達に実体験のエピソードを話してみて食いついた話があったらそれを書いてみてください。

世に出す前に身近な人で反応を見て実験してみる。失礼でもなんでもありません。
有益でなくても、「こんな視点があったのか」など気づきや「おもしろい」などの好感ポイントがあるはずです。

文章を書くにあたって、編集者の竹村さんのnoteや書籍を参考にさせてもらってます。読み手の感情の設計だったり、「伝える」ことの本質が死ぬほど共感できる。

3.自分のポジションを持っている

言い換えると、「権威性」みたいなやつです。「〇〇で知られる著名なマーケター」だったり「最年少上場社長」だったりと世の中の誰もが認める地位を確立した人。
仮に下記のようなプロフィールの人が発信したとします。

大学卒業後、外資系コンサルタント会社勤務を経てビッグ4の会計事務所にジョイン。4年勤めた後にヘッドハンティングによりシリコンバレーの有名IT企業に入社。「次世代のイーロンマスク」と期待される日本人。

匿名アイコンだったらまるで、どこの誰だか想像すらできません。一方

東京大学を卒業後、マッキンゼーアンドカンパニーを経てデロイト・トウシュ・トーマツに入社。4年勤めた後にヘッドハンティングによりGoogleに入社。その後日本に帰国し、起業。最年少上場社長として注目を浴びる。

何が違うのかは、すぐにわかると思いますが下の例の方がより具体的なのです。物事の解像度が圧倒的に後者の方が高い。会社名の権威性がどうこうって話もありますが、具体的な会社名や名称を全て明かしていることが権威性を示す1歩目なのです。

もし、そんな権威性なんかはじぶんにはない、という方。大丈夫です。僕もありません。

そんな人は、「徹底的に読者目線」で書くと良いでしょう。
人間は、基本的に合理的なので地位や名誉などの見える権威性を信じる傾向にありますが、「感情」に働きかけると共感が生まれます。

知らない人でもポエムを書くと読まれるのは読者の感情にストーリーで、文字で働きをかけているからです。

時に感情は、理にかなっているを問題視しなく同情したくなるものです。
読者が「どうやったら共感してくれるか」「このように書いたら読者はこう思うだろう」と読み手の感情の仮説を作りながら考えるのです。

おわりに

僕も2000字程度のnoteを書くのに今でも3~4時間かかります。慣れていないのもあるし、考えながら書いたり調べたりすると時間はかかるものです。繰り返しますが、仮説を作りながら読者目線で書く読み物はいずれ読まれるコンテンツになります。というかなると信じてます。

書いたコンテンツが無風でも大丈夫です。継続して良いコンテンツを生み出せればいずれファンが増えます。

参考書籍

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