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アウトドアの達人達が幸せに暮らす国

2017年の世界一幸福な国に選ばれたノルウェー。それは世界一物価が高い国としても名高い。僕のリサーチでも確かに物価は高い。スーパーでパン二つ買って280円。ただこれが1600円とは納得がいかない。

(同じような物をポーランドで食べて600円だった)バナナは少し安い。(約50円/本)

ちなみにトイレ使用料は140円。驚いたのがトイレ使うのにノルウェー人はクレジットカードを使う。さらに驚いたことに多くのノルウェー人は財布を持たない。なんと現金を持っていないのだ。全てクレカで生活は完結してしまう超カード社会。そして英語通用度は僕が旅した国でNo1。50代のマダムでも普通に話す。

ノルウェーの滞在日数は5日間。目的は日本のゲストハウス勤務時代に会ったお客様に会いに行くこと。この旅で3回目だ。リレハンメルに住む彼らに会いに2時間かけて列車移動。ノルウェーではきちんと車掌さんがチケットチェックに来る。これは少し高いが、かなり快適な列車移動だった。

少しだけリレハンメルの街を散策。人口2万5千人都市なので少し寂しい街並み。

翌日はサマーハウスがあるオーレスンへ車で移動。

湖畔のキャビン目指して4時間の移動。

湖から見るフィヨルド。壮大だった。湖畔では網漁と釣りを体験。

カニとタラを数十匹釣ることに成功。ディナーでは唐揚げで美味しく頂いた。僕がびっくりしたのは立地もそうだが、このキャビンが全てセルフビルドだったこと。

ソーラーパネルより電気をここに蓄電。そして照明灯やキッチンの電気を供給。ほとんど電気は使わず、夜はキャンドルで明かりを灯し、トイレはいわゆるぼっとん便所。(僕は森のトイレを使用)シャワーは雨水タンクに貯めた水をボイラーで沸かし使う。まさにサスティナブルな生活だ。もちろんエアコンなんてないので薪を燃やして暖をとる。

ノルウェー人はアウトドアの達人だと思う。僕が過ごしたキャビンの対岸にもサマーハウスが数件立ち並び、ほとんどセルフビルドで作られたという。暖炉から火をおこし、家全体に暖風を送り、料理は湖からの新鮮な魚を頂き、電気は一切使わない。野菜も庭から取れるし、自給自足の生活が可能だ。

湖畔からのフィヨルド。

ノルウェーの優雅な朝食。最高の時間だった。

僕はノルウェーにはJohanneとLars Erikに会うためだけにきたが、まさかのオーレスンに行けたのは予想外だった。

ありがとう!また絶対戻ってきたい国の一つ。

ノルウェーは物価高いけど超おすすめの国!是非機会があったらどうぞ!


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