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他人の喜びが自分の喜びになる

1月31日を愛妻の日ということを知っていた世の既婚男性はどれぐらいいただろうか?少なくとも、僕は1週間ぐらい前に知った。
単純なゴロでの読みで1月31日は愛妻の日になったみたいだけど、おそらくこの日の花屋さんの売上は1年でもかなり大きい日になったのではないだろうか。僕は、花を贈ったのは久しぶりだったが、予想以上に喜ばれたのでこの時感じたことをnoteを書いてみる。

女性にとって花は特別なもの

女性はおそらく花をもらって喜ばない人は居ないでしょう。男性的には花を送って何の価値がある?どうせ枯れるものだ、って思うけど女性にとって花は特別なものです。実際、好印象と思っているのは、7割ですね。

キャプチャ

人を喜ばせることは素晴らしいこと

最近読んだ本で特に印象に残った本を紹介します。アメリカの組織心理学者アダム・グラントという「世界で最も優秀な40歳以下の教授」に選ばれた人が書いた書籍です。

英語版しかないみたいですが、こちらで日本語の要約が書いてあります。

アダム・グラントによると、人間には

・テイカー(自分が多めにとるジャイアンタイプ)
・マッチャ―(平等に二等分する損得を公平に考えるタイプ)
・ギバー(相手に多めに与えるお人好しなタイプ)

という3種類がいる。

テイカーが得をしてギバーが損をするように思えるが、常に相手の立場で考えられるギバーが成功すると言っている。

元アメリカ大統領のリンカーンも成功者の一人だが、彼も選挙では他陣営を応援し、落選することもしばしばあったが、それは自分の政策を実現しアメリカを良くしたいとする思いからであり、歴史に残る大統領だった。
ギバーである人は、見返りを求めてはいけない。見返りを求めるとマッチャ―やテイカーになってしまう。

人に与え続ける人生を送りたい

僕が応援する企業の一つに面白法人カヤックという会社がある。ソーシャルゲームや飲食、住宅事業も展開する会社で鎌倉に本社を置く。カヤックが掲げる経営理念に

つくる人を増やす

を掲げているが、より具体的にすると

・主体性をもつこと
・自分を見つめること
・誰かに与えること。

この中で、”誰かに与えること”はまさに利他ということ。ギバーだ。
つくるという行為には、人を楽しませ、感動させる力がある。

人間は、人間関係の中で幸せを見つける生き物だからこそ、つくることを通して、「他人の喜びが、自分の喜びになる」という感覚を知ることができます。その経験が積み重なり、いつか、「社会の喜びを生み出そう」という気持ちへとつながっていき、つくる人がひとりでも増えれば、社会はきっとよくなる。

何でも良いんですけど、人を喜ばせることは素晴らしいことであって、決してそこには見返りを求めてはいけない。

喜ばせるという行為自体で、自分はハッピーな気持ちになれる。

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