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rehabilitation✖️DX はじめの一歩

さて、rehabilitation領域もデジタルの流れを少しずつ感じるようになってきた。
巷では当たり前のようにDX化と言われ、ICTの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させつつある。

かく言うリハビリテーション医療におけるデジタルトランスフォーメーションも推進されつつあり、2022年には学術および科学技術の振興により公衆衛生の向上,医療と産業の発展に寄与することを目的とした研究会,「リハビリテーション医療デジタルトランスフォーメーション研究会」が設立されなど一層加速することが予測される。

どう自分たちが普段のリハビリテーションという文脈で既存アナログ的なプロセスを自動化し、物質的な情報をデジタル形式に変換することができるか。もうこの波には抗うことはできず、自らアンテナをビンビンにしながらキャッチアップしていくことが求められている。

まず、全てをデジタルかにすることが目的ではなく、所詮手段にしか過ぎないである。どの立ち位置で考えることがフラットなのかと言われると、「医療の質」を概念化したドナベディアンモデルだと思う。
ドナベディアンモデルとは、医療の質を評価する場合、①「構造(structure)」、②「過程(process)」、③「結果(outcome)」という3つの側面から行うことを提唱しており、「構造」と「過程」を経て、その結果どのような状態になったのかをみるのが「結果(アウトカム)」である。

リハビリテーション医療に例えると
①「構造(structure)」:人的資源としてセラピストの人数や割合、物的資源として施設やリハビリ設備
②「過程(process)」:リハビリテーション、予防、接遇などの提供内容
③「結果(outcome)」:ADL、QOL、再発、死亡などのoutcomeがどのような状態になったのかをみる。

まずは、①構造(structure)、②「過程(process)」における、リハビリテーション(関連職種)✖️デジタルという部分にフォーカスを当てていき、最終的にどうoutcomeに影響を与えるのか?ということをこのマガジンではまとめていきたいと思う。

さて、いってみよう!!





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