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優しさが鍵〜マッスルリセッティング法〜

中国医師の黄さんが考案したマッスルリセッティング法は画期的です。

僕も認定インストラクターとしてセルフケア講習会の開催などで啓蒙活動に関わっています。

【優しさ】

黄さんの動画を見ていただければその人となりが滲み出ているのがわかると思いますが、黄さんはとっても優しい方です。

僕は運動療法の専門家としてどちらかというと、癒しや、マッサージ、ストレッチ的なものよりも運動する積極性、自主性を重んじる指導を意識的に心がけてきました。

揉んでもすぐ戻る!結局自分でコンディショニングができないと意味がない!そんな思いが強かったのです。

でも黄さんに出会って、それが変わりました。

僕にも優しさが移ってきたんですね。

動きたくても動けない人もいる。動きたくないくらい辛い人もいる。まず運動の前に優しさに包まれたい人がいることを知ったのです。

筋肉が緩むと心が緩む、、、。「体の緊張がないところに心の緊張は存在しない」という身体心理学の考え方があります。

とても共感します。であれば、まず筋肉の緊張を落としてリラックスすことから始めた方が、交感神経の支配を抑えて、治癒の副交感神経にスイッチを入れた方がいいに決まっています。

辛い状態とは、交感神経が興奮している状態ですから、そこからさらに運動で交感神経を上げるよりも、まず初めに必要なのは「優しさ」だと。

【発想の転換】

マッスルリセッティング法の発想は、指圧やストレッチの真逆です。

筋肉は刺激があるとさらに緊張するという性質を持っています。ですから緩めるためには、刺激ではなく、「筋肉への刺激をなくす」、「筋肉への刺激をゼロ」にすることなのです。

本当に驚くように結果が出ます。

まだまだ研究は追いついてきていませんが、筋肉への刺激をなくすとこんなにも筋肉は緩むのか!と驚きます。そしてすごいのは誰でもやり方さえ分かればできるということです。

多くの治療手技にはリスクがあります。

ですから、医療資格を有するものとか、整体でも相当の練習を積んだものしか行わないものです。

でもマッスルリセッティング法にはリスクが存在しないのです。

なぜなら、刺激がないからです。

多くの手技は人体に刺激を加えます。だからその刺激量が多すぎたりすると、逆効果やある程度の損傷が起こってしまいます。

「揉み返し」や「オーバーストレッチ」がそうですね。

マッスルリセッティング法では刺激がないのですからその危険性はないですね。だから誰でもできるのです。

最高ですね。こんなにいいものならみんなが知っていればいいのに!それが僕のモチベーションです。僕も理学療法士として様々な手技を学んできました。自分自身でも編み出した方法もあります。

臨床経験は20年を超えていますが、その僕が惚れ込んだ技術がマッスルリセッティング法です。多くの方に知って欲しいです。

セルフケア講習会の予定や申し込みは協会のHPからお願いします。

書籍も発売しています。

講座でもこの書籍を使用します。動画付きですのでオススメです!!

セルフケアは定期的に行っているのでチェックお願いします。



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