見出し画像

【日記】ヨガ、ピラティスを伝えると同時に超える気持ちで探求してる

ヨガもピラティスも考案者はヨガは一応パタンジャリと言われていますが、個人なのか団体なのかも特定できないくらい古く、ピラティスは約100年前ジョゼフ・ピラティスです。
それぞれ凄く特異性があるから現代に残っているのでしょう。
それらを指導者として伝えられることは光栄ですし、当然先人への尊敬の念があります。
しかし、同時に現代の医学や最新科学を持ってすればもっといいものが作れるのではないかとも思います。

伝道者であるとともに、変革者でもありたいと思っています。
なぜなら、学問的な知識でいえば昔に比べてインターネットによって溢れるくらい情報を得ることができます。
読む時間はかかりますが、書籍や文献を探す時間は相当短縮されています。
自分の若い時でもCD-ROMで医中誌検索でしたが今やGoogleスカラーにJ-stage、Pub Medです。
研究成果も毎年積み上がってるわけですから、今の方が進んでいなければおかしいとも言えます。

普通に考えて、抗生物質もないような昔の医療より、検査機器も感染対策も徹底され安全性が発達している今の医療を受けたいですよね。
食事にしたって今の方が洗練されているはずです。
向上しようとするのが人間の性でもありますから(iPhoneはどこまで行けば気が済むのか、、、と思うほどですが)、昔より今をより良くするのは当然です。

何故か、健康分野でも古典的なとか、伝統に基づきとか歴史の建造物のような価値観を持ち出す人がいますがちょっと僕には理解できません。
歴史的なものの現代的な価値は、アンティーク感や郷愁、趣を感じる感情に近い感覚であって、医療や健康の分野の効果や効率性といった客観的なものではありません。
まるで違う価値観を健康をうたう体操法などに当てはめるのはお門違いでしょう。

健康法は、温故知新の部分が少しはあってもいいですが、基本的には進歩させていくべきものです。
僕は今、医学的な視点を基礎としながらも、比較解剖学や身体心理学、また生物学やアフォーダンス理論など、多角的な方面から人間を捉え、また健康や病気をとらえるようにしています。
宇宙や歴史を踏まえた総合的な人間観です。
46億年の地球の歴史や進化などの知識は、DNA解析や最新の宇宙科学によって明らかになったものであり、昔の方々は知るはずもなかったことです。

この視点に立てば、当然昔のメソッドに足りないものを追加し、新しいアプローチができるはずです。

あるものをそのまま伝えるということだけをする人は、自分で考えたり悩んだりする必要がないので楽でしょう。
そのままを継承してればいいわけですから。
初めにも言ったように、僕は伝道者としての役割と同じくらい、もっといいものを作る変革者でもありたいなと思います。
じゃなければこんなに勉強しません。

全ての人が変革を目指せばいいとは思いませんが、ただ、医療や健康分野は向上する意識は重要じゃないかなと思っています。
新しい常識を作っていくのも科学の役割です。
時には、古典的なものに矛盾や理不尽なものを発見することもあります。
その時に、現代の科学に照らし合わせて、それを不適だと断言することも重要です。
紫外線が健康にいいという時代と、皮膚がんやシミの原因になるのでクリームで遮断しましょうという時代の違いは、しょうがないのものです。
我々は進歩しているのです。
まさか、現代の科学を無視して昔のことを信じるなんてことはしないですよね。
この勇気、大切です。

皆さんは変革していくタイプですか?それとも頑なに古典にこだわりますか?

よろしければサポートをお願いします。私自身ではまだまだ微力です。当たり前の選択や情報を得ることができていない方々に、予防医学の視点で、知らなかったことで損した方を少しでも減らすよう、有益な情報を発信していきます。皆様の応援を励みに、より精進して行きます。応援ありがとうございます。