【Q&A】Q：子ども向けの靴でおすすめありますか？

A：できるだけ裸足がいいと思います。

可能ならサンダルか草履。
靴を履くなら、できるだけ余計なことをしていないものがいいでしょう。
子どもの頃から「インソールでアーチをサポート！」みたいな変なものには注意しましょう。

子どもの足はサポートして作るようなものではありません。
大人の発想で、扁平足をサポートして直すみたいな、、、。
2歳くらいまでは全員扁平足ですし、4歳から6歳くらいで出来上がるものなので、焦ってインソール付きの靴なんて選ばないようにしましょう。

それよりも、裸足で、坂道や凸凹道、草原などを歩かせましょう。
家の中だけ裸足で、あとは靴で足裏からの感覚入力をシャットアウトして、窮屈な靴下や靴で閉めるけるような不自然な環境こそが問題だということに気づいて欲しいです。

動物で靴履いてる生き物なんていません。
人間の社会が、車社会になってアスファルトで地面を固めたから、足をその衝撃から守るためにしょうがなく履いているのが靴です。
もちろんガラスや釘などの危ないものが落ちている場合もあるので、それから守る意義もあります。

逆に言えば、そういう環境でない限り靴は本来邪魔なものです。

人間という生き物がどれくらい特殊で異常なものなのかを理解しないと、靴で子どもの足を締め付けている異常さにも気づかないのです。

僕の小学生時代は木造校舎でした。
裸足で過ごしていた最後の年代かもしれません。
昨日某懇親会で会った理学療法士さんは僕が臨床に出た時の生まれた方でした。
僕も歳をとったものです、、、。

SDGsなど、古き良き日本が逆に新しい世の中になってきているようにも感じます。
藁で作った草履こそ、サステイナブルな日本の知恵ですよね。
温故知新は育児に関しても大切な視点だと思います。

余計なことをしない、、、。
裸足こそ、最高の健康法です。