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【マガジン】非暴力は概念だけではなく実践する事が大切

ヨガとは何か?
と問われれば、ポーズや瞑想、呼吸法などたくありますが、倫理的な戒律と答える人もいるでしょう。

これはヤマ、ニヤマといわれるヨガの段階的修行法の一、二段階を指すもので、日本語では禁戒、勧戒と呼ばれます。

ヤマ(禁戒)は社会的な中での身の振り方であり、以下の5つが含まれます。

  1. アヒムサー(非暴力)…暴力を振るわない

  2. サティア(正直)…嘘をつかない

  3. アスティア(不盗)…人のものを盗まない

  4. ブラフマチャリア(禁欲)…みだりな行為をしない

  5. アパリグラハ(不貪)…過度に物を欲しがらない

ニヤマ(勧戒)は自分自身に課すべき戒めであり、以下の5つが含まれます。

  1. シャウチャ(清潔)…環境を整える

  2. サントーシャ(知足)…足を知る

  3. タパス(熟業)…すべきことを行う

  4. スワディアーヤ(読誦)…経典を読む

  5. イーシュバラプラニダーラ(祈念)…神への信仰

この中でも特に、全体を通して重要とされるのがアヒムサーです。
マハトマガンジーが貫いた「非暴力不服従」にも出てきますね。
ヨガはもとよりインドの文化の中でも重要視される概念です。
彼の「私は人に生命を捧げる覚悟がある。しかし、人の命を奪う覚悟をさせるような大義はどこにもない。」という言葉は僕には結構刺さりますね、、、。

今回はヨガ指導、アーサナ指導において、いかにこのアヒムサーが重要かをまとめたいと思います。

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