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指導者として検証することの大切さ〜鵜呑みにしない〜

ヨガの勉強は今はほぼ流派を通してというのが現状です。

〇〇ヨガを勉強することがヨガの勉強の様になっています。これはこれで仕方のないことですが、伝わっているヨガには主に以下のものがあります。

①古典文献の様な古くから書物として伝承されているもの
②ある特定の人物がまとめた流派としてのヨガ
③ヒマラヤなどで修行者のみに伝えられている秘伝的ヨガ

①の代表はカイヴァルヤダーマヨーガ研究所でしょう。

②の代表は、シヴァナンダヨガやアシュタンガヴィンヤサヨガ、アイアンガーヨガなどでしょう。

③は日本には伝わっていないようなものです。インドに行って直接習うしかないものですね。ヨーガニケタンも元々はヒマラヤのヨガです。

さて、ヨガの指導者として、いわゆるグルという存在はとても大きなものになります。ヨガを教えてくれる人です。

グル・パランパラン

という言葉があります。グルの教えに忠実に、習ったそのままを実践しなさいと。グルは真実を伝える正しい悟りを開いた人だからという前提ですね。

確かにとても美しい表現ですが、それが真実であればいいですが、真実かどうか疑わしい時もあります、、、。

インドでは、ババジが脱税で捕まったとか、アシュラムが没収されたなどの話は珍しくありません。つまり聖者的な方の犯罪は普通です。

インドでのトレーニングで、あるインド人は「僕のグルは嫉妬深いからこのトレーニングに来ていることを知ったら僕は殺されかねないよ。ほんとグルと付き合うのは大変だよ。」と言ってました。

インド人は、かなりの都合主義かつ個人主義なので、正直グルの教えを鵜呑みにしてはいけません。

そもそも、〇〇ヨガという風に流派ができているということは、独自のものということですから、オリジナルにしてしまっているわけで、「グルパランパラン」になってないですよね。純粋に継承しているなら日本の茶道のように、暖簾分けの家元があるはずでしょう。でもヨガにはないですよね家元。

つまりオリジナリティに飛んでいるのがヨガということでしょう。 

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