Q&Aギターレッスンビジネスを紐解いてみた。
こんにちは、なおたろうです。
今回は、ギターレッスンビジネスを
オンライン上でされているNさんに
Q&Aに答えてもらい、ビジネス遍歴を赤裸々に語ってもらいました。
では、1問1答をどうぞ!!
Q【ずばり、ビジネスを成功させた要因は何ですか?】
A 以下の3つが揃っていたからからです。
1 知識 正しい知識を得ることができた。
2 環境 相談できる環境があった。
3 自分 結果が出るまで継続できた。
Q【 最初のビジネスで実践したと言う、たった2つの事とは何ですか?】
A 以下の2つです。
1 商品づくり プロ思考音楽向けコンサル
2 情報発信 Twitter とメルマガ
Q【わずか2ヶ月で3000人のフォロワーを獲得できた理由となぜそれを成し得たのか教えてください?】
A 年収一千万円に迫る友人の K と高校生にむけて
音楽の事を発信する Twitter を開始しました。
当時は、音楽の知識をつぶやくアカウントはなく、
開設後にフォロワー3000人越えました。
今、同じ事やっても上手くいきません。
Q【3000フォロワーを獲得したにも関わらず、稼げなかったとお聞きしましたがその理由は?】
A 今であればマネタイズの方法が考えれますが
当時は人を集めた後のマネタイズの事例を知らなかったことが一番の要因でした。
ここで事例を知らない怖さを知りました。
Q【Nさんは、初報酬を得るまでに2年弱かかったとお伺いしましたが何が要因として考えられますか?】
A 自分は本質を分かっている側、できる側だと思っていたんです。
そして、情報のつまみ食いをしていたんです。
音楽でビジネスをやりたかったはずなのに、まずはアフェリエイトを
やってみてからと手段が目的化してしまいました。
誰もが陥る可能性のある危険な罠ですよ。
Q【Nさんが挫折した4つのビジネスがあると伺いましたが、教えてください】
A 1、メルマガ発行
2、ブログアフェリエイト
3、アダルトアフェリエイト
4、ツイッターアフェリエイトです。
個々に挫折した理由はありますが、好きでやっていなかったのが一番の要因です。
Q【Nさんは、その後初報酬で1万円を得られたとか?何か意識された事はあるのですか?】
A 我流をやめたことです。
ある無料セミナーでTwitter と アドセンス を組み合わせた手法で月商100万円達成した Y さんという方と出会いました。
その人から、お金を払って教わるようになりました。教わった通りにやったら2ヶ月後には初報酬1万円がすぐに得る事ができました。
Q 【その後、ビジネスの師匠となる方と出会われたとか?】
A 音楽を教える代わりにビジネスを教えてもらう 事になりました。
出会った瞬間に僕のレベルを見抜きビジネスにできるとその場で事業計画の大枠を説明してくれました。
Q【事業計画のアウトラインを詳しく教えていただいても良いですか?】
A 以下の4つです。
1、 リソースの見極め (当時7000名の Twitter フォロワーがいた)
2 、 シンプルな流れを提案
Twitter にメルマガ登録を促す
メルマガで価値のある情報を提供して商品を販売するという流れです。
3 、レッスンではなくコンサルはどうかという提案
個人が大手に勝つには競争が必要でコンサルであれば実質の商品作りが不要であった。
4、必要物の提示
販売ページ(セールスレター)とメールマガジン(ステップメール)です。
Q【多くの人がビジネスを途中で挫折してしまうという方もいますがNさんにはありませんでしたか?】
A もちろん辞めたいと思った時もありましたが、
2つのマインドセットがあったから
挫折しませんでした。
・10年かかっても勝ち戦
ネットビジネスの成功者の世界が自分にも実現で きるなら10年かかっても
戦い抜くだけ価値がある。
スラムダンクで言う所、諦めたらそこで試合終了だ
と同じ事。
・人の行く裏に道あり花の山
みんながあれ何やってるんだというぐらい
の時に始めるぐらいでちょうと良いという
事です。
Q 【では、コンサル事業を教えてもらって良いですか?】
A 価格は月額3万円のサービス(初回募集128000円だった)
の音楽系コンサルテイングでした。
ターゲットはプロを目指すアマチュア音楽家に設定していました。
ツイッターから集客した顧客をメルマガで教育し、コンサルを販売という
形をしていました。
Q【コンサル事業はその後どうなりましたか?】
A 失敗に終わりました、
原因は主に2つありました。
市場調査、リサーチを疎かにしていた。そこには、師匠への依存マインドや主体性の欠如があったかもしれません。
また、コンセプトに問題があったんです。
プロ思考の時点でターゲットは若者であるが、月額3万円を払えるほどお金
を持っていないという事に後で気がつきました。
Q【ギタースクールビジネスをそこから立ち上げたのですか?】
A はい。抜本的なビジネスメイキングの改善が必要と判断しました。
趣味層を中心としたギタースクールに方向転換を決めました。
それまで作ったものをゼロにして6ヶ月で準備しました。
Q【ギタースクールビジネスの実行の手順を教えてください。】
A 5つの手順がありました。
1、リサーチ
2、コンセプトメイキング
3、プロダクトメイキング
4、セールスレターの執筆
5、セールスメール執筆
Q【商品がないのに売り上げを立ててしまう裏技があるとか?】
A はい。リリースを早めるために3ヶ月分だけを準備して売るという事をしました。
Q【レッスンビジネスの継続率を改善させるために実施した対策とは何ですか?】
A 初セールスの結果、3ヶ月で50件以上のモニターの申し込みがありましたが、半分以上が無料期間中に解約してしまいました。
そこで、価格の変更をしました。
サブスクを廃止し、年間契約に変更しました。
このテコ入れにより、継続率が改善しました。
Q【月収100万を突破した時に行った対策とは?】
A 友人の悪ノリがきっかけで値上げを実行しました。
3ヶ月の間で2度の値上げを実行。
10万→25万円と上げていきました。
もちろん、ただ値上げをするだけではなく販売ページを改めて作り込みました。
この時、月収100万円を突破
収入を上げるのは、こんなに簡単なんだと思いました。
Q【ビジネスを軌道に乗せた要因はなんですか?】
A 5つの成功要因がありました。
1、コンテンツビジネスを選んだこと。
・量産、自動化ができるのがメリットです。
2、ダイレクトマーケテイングを実施したこと。
・簡単に言うと、進研ゼミの方式を採用しました。
3、掛け合わせをした事
・これにより、レバレッジが効くようになりました。
4、リストの重要性を知っていたこと
5、サンクコストにとらわれずに改善したこと。
・時間をかけた物を0にするのは葛藤があったが
最初のコンサルビジネスで作ったものを思い切ってテコ入れをしました。
Q【より早く結果が出すべき3つのブレーキ要素があったとか?】
A 1つ目は 知識と環境
師匠と出会うまでの時間が長かった。
我流と無料でやろうとするマインドセットがあった事です。
2つ目は長期的戦略ミスです。
商品を横展開しなかった
音楽に関係するコンテンツであれば、DTM、音作り、速弾き、アドリブ色んな単発講座を作れたが、
ALL INONEの講座を最初に作ったので、自分の中で矛盾が生じました。
3つ目は承認欲求とビジネスの混同があったことからです。
まとめ
<Nさんの3つの勝因>
・正しい知識を得る事ができた。
・相談できる環境があった。
・結果が出るまで継続できた。
<最重要なマインドセット>
・10年かかっても勝ち戦
・人のいく裏に道あり花の山
・完璧を目指すよりまず、終わらせる。(見切り発車の重要性)
事例から私が学ぶ事
・知識、環境、自分は今あるので、言われたことをきちんとやれば結果は出ると信じること。
・コンサルビジネスの失敗要因が、リサーチをしっかりしていなかった
師匠への依存マインドがあったとの事であったので、私も主体性を付けないといけない。
・今後つまづいた時は、10年かかっても勝ち戦を思い出す。
・課題に取り組む際は、完璧主義をやめる。都度修正してアップデートを意識する。
・掛け合わせという事で何か今の自分でもできる事がないか考える。考えたらメモしておく。
・値上げの際に、販売ページ作り込んだと聞いたので、価値を伝える場面になったら丁寧に行う。
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