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海外引越、私たちのトラブル集

お引越しにはいろんな苦労やハプニングがついてまわるもの。国をまたいでの引っ越しともなればなおさら。

我が家もご多分に漏れず、頭を抱える事態にいくつも遭遇したので、ここに記録しておこうと思います。

移住日が決まらない(ビザはいつおりるのか)

海外移住の要は、移住先の国が発行するビザ。
スポンサーとなる会社が「いいよ」と言ってくれても、実際にビザが下りるまでは移住できません。そして、承諾がおりるスピードはその時の政治や社会情勢、その他もろもろに左右されます。

私たちのケースでは、手続きをしてくれたエージェント担当者が遅くて(休暇でいなかった)1か月以上待たされ、やきもきしました。仕事の引継ぎやら、子供の学校スケジュールなどがあるので、なかなか悩ましい問題です。

家族の健康問題(大怪我に感染症!)

荷造りが一番大変な時(フライト3日前)、お友達と自転車で遊んでいた長男が転倒し大出血。8針を縫う大怪我でした。
出発前は、お友達と別れを惜しんで集まったり、最後に好きな所に出かけたり、アクティビティが多いもの。特に子供は張り切って興奮しがちです。しっかり注意しておいて損はありません。

不幸中の幸いで、長男は入院する必要はなく、予定通り無事に飛行機に乗ることができました。

そして、引っ越し前後はとにかく体力が消耗します。

荷づくりは大変だし(最後の数日はほぼ徹夜)、飛行機で眠れないし(つい映画ばかり見てしまう)、時差はあるし、気候は変わる。
気持ちが高ぶっているので気づきにくいけれど、体は芯からへろへろなのです。

結果、到着3日後に私はCovid-19の症状が出始め、その後子供達もそろってコロナに罹ってしまいました。
しょっぱなから子供たちは学校を休むことになりましたが、3,4日で回復したし、こちらでは隔離も報告も必要なく、免疫がついたから結果オーライということで。

荷物が届かない

これはきっと一番のあるあるではないでしょうか。
シンガポールで飛行機に乗る際、合計9個のスーツケースを預けた私たち。
ロンドン・ヒースロー空港で乗り継ぎをして、ノルウェー・スタバンゲルに降り立った際に受け取った荷物は2つだけ(涙)。

1週間後、5個のスーツケースが届きましが、残りの2個はまだ行方不明です。届かないスーツケースに限って大事なモノが入っていたりするんですよね。。 

1か月ほど前からヒースロー空港の大混乱が伝えられていたので、乗り換えを他の場所にすることも可能だったかも、ですが、乗り換え時間が果てしなく遅延する可能性もありで。
今後は、預け荷物がなくなってもいいよう、大事なモノと最低限の生活用品は全部機内持ち込みにしようと誓いました。

家がない

移住前に下見をする機会がなかったのと、タイミングが良くなかったせいで、引っ越し先の家が見つからないままノルウェーに到着しました。

6,7月がバケーション シーズンということで住宅マーケットが静かだったり、8月末に大きなカンファレンスがあったことで借家まで抑えられていたようです。

結局、10日間2つのホテルで過ごし、現在は短期契約の家で生活しています。移動が増えたのは難点ですが、ゆっくりと長期契約の家を探す時間ができたのでこちらも結果オーライ。


海外移住に伴うトラブルを見事に網羅した感があるのですが、多かれ少なかれ、みんなトラブルを乗り越えて海を渡っているのだろうな、と思います。
そして、規模の大小はあるものの、生活のあちらこちらでもハプニングはおこるもの。

さらりさらりと受け流しながら、たくましく過ごしていきたいものです。


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