見出し画像

リベラルアーツの本質を考えてみたら「なるほど」ってなったはなし

■リベラルアーツって教養じゃないの??

リベラルアーツって言葉を習った。。。今までそれって教養のことで、歴史とか数学とか、政経とか化学とか物理とか国語とかのことかと思ってたけど違うみたい。。。

■リベラルアーツの本質

ギリシャ・ローマ時代の「自由7科」(文法、修辞、弁証、算術、幾何、天文、音楽)に起源を持ち、自由な発想をするための基礎学問がリベラルアーツの起源である。数々の視点を持ち、多様な価値観から自分の考えを選択するため、リベラル(自由)にアーツ(創造物)を創るための基礎学問ということ。。。つまり、固定観念にとらわれず、答えのない課題に対応し解決策を見出す力を身につける学問だ。単なる知識の羅列として知っているだけでなく、解決策を見出す力として、知識を道具として扱うために必要なこと。数々の視点から「正確な情報」を得て、比べ分析し「自分の考えを創る」こと。それが「学ぶことを心から楽しめること」につながる。好きなことを探求し好きなこと同士をつなげ、新たな仮説を見つけ検証する。この一連の流れが、リベラルアーツ教育の理想形と言える。

どうも、アーツ(アートとも言う)って言葉って芸術って意味だけじゃないみたい。サイエンスと対になる言葉で「アーツ=人間が創造したもの」「サイエンス=神が創造したもの」らしい。そういえば物理法則とかって欧米的(キリスト教的)に考えると神が創ったものかも。。。なんか納得!!

■じゃあリベラルアーティストをめざそ!!

このリベラルアーツに必要な教養って、やっぱり科学とか文学とか歴史とかなんだけど、「正確な情報」を「比べ分析し」ってことができるためには科学とか歴史とかの本質が必要ならしい。。。例えば分数の割り算。1/2÷1/3の解き方を聞かれて「分数の割り算は割る数の分母と分子をひっくり返してかけるから3/2」と答えるのでは本質を理解していない。。。

「A÷B」は「Aの中にBは何個あるか」例えば「6÷2」は「6の中に2は何個あるか」ってこと。2が基準となって、6個の中に2個の塊が何個あるか考えると2個の塊3つで6個となりますので答えは3ってなる。さてさて、「1/2÷1/3」は「1/2の中に1/3は何個あるか」だから、1/3個の塊と1/2個の塊を想像して(リンゴとかが良いかな)1/2個の中に1/3個の塊が何個あるかを考えると理解しやすいかな??

画像1

上の図みたいな感じで考えると、1/3を基準としてその1.5倍(3/2)が1/2ってことが感覚的にわかるのでは??1/3の半分(1/2)を3つで1/2だから3/2が答えってな感じ。

これがわかると割合的なことがすべてスッキリ!!例えば小学校の時にやった速さの法則「み/はじの法則」は。。。速さとは単位時間を基準にしてその時間で進む距離だから「道のり÷時間」(例えば1時間、例えば1分など時間が基準)。。。粗利率(売上総利益率)は売上を基準として売上に対する粗利の割合だから「粗利÷売上」。。。ROI(投資利益率)は投資を基準として投資に対する利益の割合だから「利益÷投資額」てことだよな。

■えっ??リベラルアーティストって言葉ないの??

公式覚えるのは重要かもだけど。。。本質がわかれば公式がわからなくても考えられるってこと。。。これって歴史なんかでも言えることで。。。例えば、トラファルガーの海戦と同時期にあった桶狭間の戦いが同じ戦略で戦って。。。それは奇襲攻撃の定石で現代のマーケテイング理論である市場細分化戦略に通ずるところがあり。。。ランチャスターの第2法則で戦おうとする無敵艦隊や今川を、第1法則に引きずり込んで勝ちをつかんだともいえる。

なんか、本質がわかるってステキ。。。ていうか、リベラルアーツってス・テ・キ♡♡♡

この記事が参加している募集