今は無き"レコードのY" - CDクッションから昔を思い出す…
小学生のころ、初めてメガネを誂えたのがY時計店で、商店街にあった。
その道路向かいにレコードのYがあった。
"今"気づいたのだが、おそらくこの2つは姉妹店だったのだ。
同じ屋号だし。
時計店は今もあるが、レコード店はとっくに潰れた。
この店が自分のクラシック音楽のディスク購入の始まりだったのだが…
どうしてこんなことを今さら思い出したかというと、ベーム指揮ウィーンフィルのハイドン交響曲集に、レコードのY製のCDクッションがついていたからなのだ。
あんまり意味がないと思うのだが、ディスクをケースに収納する際、座布団のように、下敷きにするクッションのようなものを当時、おまけでくれていて、そのクッションがベーム盤についていたのである。
当時の自分も、同じ店でディスクを買って、このクッションをもらっていた。
ハイドンの交響曲集は、地元のブックオフで数年前買った。
久しぶりに引っ張り出して聴いたときに、このクッションを見た。
そうか、あの頃のものか…
自分と同郷の誰かが、レコードのYでこのディスクを買って、それをブックオフで売った。
巡り巡って、それが自分の手に入ったのだ…
いろいろ昔のことを思い出しました。
オレも歳をとったもんだ…
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