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【さぁ、顔を上げて また進んでいこう】


11月22日は“いい夫婦の日”(その他には、人事戦略を考える日、大工さんの日、長野県りんごの日、ふるさと誕生日(和歌山県)、ペットたちに感謝する日、ボタンの日なんだそうです。←調べたw)、
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そして本日11月23日は“勤労感謝の日”ですが、
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私にとっては(毎月恒例のw)22日が実母、23日が実父、の連続月命日でした。
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今月の月命日を迎える前日(21日)に、私にとっては一つ大きな仕事を行いました。
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丸3年近く手をつけられないでいた実母の洋服を処分したのです。
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実母が亡くなった後、それまで住んでいたマンションを引き払って、実母が残した私の実家に家族5人で移り住みました。
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生前の実母の持ち物がそのまま残されていた所に引っ越してきたので、とりあえず実母の物は納戸や押し入れ・天袋などに仕舞い込み、それでも収納しきれない荷物だらけの中で新生活を始めました。
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引っ越し後すぐにコロナ禍になったため、実母の四十九日や一周忌・三回忌の法要に親戚の皆で集まることが全く出来なかったので、
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再び皆で集合できる日までは なるべく実母が生きていた時の実家の雰囲気を残しておこうと思い、
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玄関や居間・台所などの設えは、ほぼ触らずに そのままの状態で暮らしてきました。
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で、それを大義名分にして、納戸に押し込んだ実母の荷物の片付けに手をつけないまま時が流れていたのです。
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特に洋服類は、見たり手に取ったりすると、その服を着ていた実母の在りし日の姿が脳内に ありありと映像で蘇るので、それがとても辛くて、この3年ほど見ることも出来なかったのですが、
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なぜかフッと「今日やろう!」と思い立ち、夫や子供たちにも手伝ってもらって、仕舞い込んでいた場所から出してもらい、衣服としてリサイクルできるもの・そうでないものに仕分けするなど、数時間かけて取り組みました。
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サイズ的に今の私にピッタリだったり、処分するには惜しいような上等な品もあったりしたのですが、
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やはりそれを着ている実母のイメージが強く残っているので、どうしても自分が着る気にもリサイクルショップへ持っていく気にも なれず、
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ユニクロの暖か上着2点だけを残し、全て手放しました。その数45Lゴミ袋にして17袋!いやぁ、大変だった(-ω-;)
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ぽっかり空いた納戸の押し入れや天袋を見て、なんか実母に申し訳ないことをしたような気分になり、ちょっぴり涙も出たけれど、
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今の居住状況や今後の自身の終活を見据えれば、いつかは済ませなければならない仕事だったし、まだまだ続きがある(洋服のみならず、本やら趣味のものやらアルバムやら、い〜っぱい残ってます💦)ので、
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やっと物心両面での一つの区切り、これから引き続き行うつもりの断捨離への良いきっかけとなり、ちょっと大袈裟だけれど「さぁ、悲しみ泣いてばかりいないで、顔を上げて また明日からも進んでいこう!」と思いました(´︶`)ฅ♡
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実母・実父の遺影は、今日も変わらず微笑んでいてくれます。いつもありがとうね。これからも見守っていてね。

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