見出し画像

最高のサムネイルの作り方

数多くのサムネイルから選んでもらうには?

こんにちは、名鳥です。

皆さんはサムネイルの制作にこだわってますか?

Youtubeの動画やnoteの記事などのコンテンツの「中身」をこだわりを持って作りこむのは当たり前かもですが、中身を見るかどうか判断されるサムネイル画像こそ時間をかけて作りこむ必要があります。

サムネイル画像で人の目を引くことにより、やっと自分の作ったコンテンツが見られる「機会」を得るのです。
その機会を得る可能性を高めるためにも、デザインのポイントを理解して目的に合わせた表現をすることが大切です。

この記事を見つけてくださった皆様のためはもちろん、自分のためにもデザインの基本や作る際のヒントを集めてみました。

1)構図・レイアウトの基本

メリハリをつけて印象を

目立たせたいものは大きくし、その他のそうでもないものはサイズを小さくすることでメリハリがつき印象がよくなります。文字のサイズや太さを変える事でも強調できる。

カタマリ感で視線を集める

人の目は密集した緊張感に惹きつけられます。
文字や物などの要素をカタマリとして演出して視線を集中させることが出来ます。「疎」と「密」を作った配置で密集をアイキャッチにすることも。視線を集めたいエリアのデザインを作りこむのが大事です。

言いたいことは1つか2つ

人が記憶に留めておける情報には限界があります。無理に情報を詰め込むと、どの内容も印象が薄くなるので伝えたい内容は1~2個に絞って表現することを意識しましょう。

見せたい場所にスポットライトを

主役(目立たせたい要素)の周囲は明るくしましょう。主役以外の領域を暗くしてコントラストをつけることが出来ます。それにより、目立たせたい要素が浮き出して見えます。

日の丸構図で主役にスポットライトを

強調したい主役の要素を中央に置くことにより目を引きます。円形の輪郭のものを置けばいいということではなく、見せたい要素を画像の中央に配置するのがポイントです。シンプルでレイアウトがしやすい構図です。

二分割構図でバランス、安定を

水平または垂直に均等分割して対比させるのがポイントです。

三分割構図でドラマチックに

水平垂直方向それぞれを三分割する線を基準にした構図です。線が交差する点に置いた要素が強調されるのが特徴です。

互いに引き立て合うなら阿吽型構図

二つの要素を対比させることで両方とも強調される構図になります。

額縁型構図で印象的に見せる

見せたいものを額縁などで囲うことによって視線をそこに集中させることが出来ます。

画面を分割する

背景の色や画像などを分割する配置でレイアウトすると視覚的にアクセントがあり、より印象が強いサムネイルにすることが出来ます。

マージンは真面目に大事

余白のことを「マージン」といいます。マージンの幅や高さを統一することによりレイアウトに安定感を持たせることが出来ます。

写真をふちどる・囲む

写真をただ配置するよりも、図形や文字などの他の要素で囲んだほうがより印象が強くなり、レイアウトに統一感が出ます。

かわいく囲む

シンプルな罫線でかこむより、凝ったフレームや図形で文字を囲むことにより、表現の幅が広がり、注目度も増します。

効果的なトリミング

写真の一部を切り取ることを「トリミング」といいます。写真の切り取り方によって見る人に与える印象がガラッと変わるので、いろいろな切り取り方を試してみると新たな発見があるかもしれません。

大きく見切れる

きっちりとしたサムネイルも安定感があり、魅力的ですが。その中にわざと不安定な要素をいれることでまた違った印象をつけることも出来ます。

角度をつけて動きを出す

水平垂直に文字や画像をレイアウトするのが基本ですが、斜めに配置することで動きが出てより印象的なサムネイルにすることも出来ます。

2)配色・文字の基本

見えないと意味がない

良い例

明度の明るさに差をつけることによりみる人の目を引くことが出来ます。

悪い例

背景の画像と色彩や明度にコントラストがないので見づらくなってしまいました。

コントラストは脳への刺激

良い例

様々な色彩の要素を並べることにより印象尾が強くなります。

悪い例

同系色でまとめると統一感は出ますがインパクトは無くなります。

鮮やかさを揃えてチグハグ回避

良い例

いろんな色を使うと統一感を出しにくくなりますが、トーン(彩度と明度が近い色のまとまり)を合わせることによりちぐはぐな印象にはなりません。

悪い例

トーンが合ってないとぐちゃぐちゃな印象になりますね。

主役の色を強調する

良い例

主張したい色を決めてそれに合わせたレイアウトにすることによって、見る人の印象に残りやすくなります。

悪い例

色に統一感がないと見る人に与えたい印象がバラバラになってしまいます。

文字はしっかり読みやすく

良い例

文字とその背景のコントラストに気をつけたレイアウトにすることによって見る人に伝わりやすくなります。

悪い例

文字と背景のレイアウトをしっかり考えないとごちゃっとした印象を見る人に与えてしまいます。

フォントのキャスティング

良い例

伝えたい印象に合ったフォントを選ぶことが大切です。

悪い例

どのサムネイルも何も考えずに同じフォントで統一してしまうのはもったいないです。

文字と背景の一体感

良い例

文字をわざと背景に溶け込ますことによって独特の雰囲気を出すことが出来ます。目を凝らさせるというテクニックでもあります。

悪い例

文字と背景のコントラストによっては雰囲気が分かりにくいサムネイルになってしまいます。

全面に文字を入れる

良い例

文字を一つのデザイン素材として使うことも出来る。一部が隠れていても人は文字を文字として認識することが出来ます。

悪い例

上の例と比べるとインパクトが薄く感じてしまう。

縦組み横組みを組み合わせる

良い例

文字の方向を変えることで、視覚的なアクセントになります。

悪い例

上の画像に比べるとシンプルな印象になります。

手書き文字でエモくする

良い例

手書きフォントの角度を工夫することでより「手書き感」が出ます。

悪い例

同じ手書きフォントでも、平坦な角度のままだと印象が薄くなります。

文字をロゴ化する

良い例

文字をデザインするとまとまり感が出て印象が強くなります。

悪い例

比較すると印象が薄くなります。

文字で動きをつける

良い例

文字の形状や配置の仕方を工夫することで、文字だけで躍動感やスピード感を出すことが出来る。

悪い例

比較すると動きが感じられない印象になります。

まとめ

サムネイル画像はコンテンツの看板のようなものです。
コンテンツの魅力がちゃんと伝わるようにサムネイル画像を作りこみましょう。

これらのコツやポイントをサムネイル作りの参考にして頂けたら嬉しいです。他にもデザインのコツが見つかったら、書き足していこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?