【趣味(格闘技観戦)】ONE Fight Night 15(特に青木vsムスメシ)

ちょっと前、マイキー・ムスメシさんがタイでスイカを食べて食中毒になって、試合が流れそうになり、青木真也がもう試合はやんないとVoicyで怒りのプレミアム放送で、いちファンとして一緒に憤っていましたが、ムスメシさんが回復したという事で最終的には試合開催の運びとなった無差別級のグラップリングマッチ。試合結果は、まあネットニュースなんかでも流れているけど、ムスメシさんにアオキ・ロックを極められて青木真也の負け。

最近の青木真也は”強さ”を競技的な強さだけではなくプロとして仕事を空けない事、プロモーション、試合前後のストーリーの作りこみ、関係者との貸し借りを大事にすることなど、広く仕事をしていく事や生きていく事に深くリンクさせて定義していて、それが一般の仕事する人たちともシンクロする部分があり、noteやVoicyを買っているようなコアなファン層を掴む事につながっているのだなーと思っている（私がそうだからそう思っているだけかもしれないけど）。

今回も試合前にもプロレスして、ABEMAで数本のプロモーション映像が流れ、noteもこの試合のために10本以上書かれていて、Go三浦さんとのラジオやVoicyもコンスタントに更新、その上で試合なのでまあ、普通に考えてかなりしんどい事をやってらっしゃるというのが伝わる。ファンとしては、もっと競技に集中されたら・・・という思いもあるものものの、それは今の青木真也の考える"強さ"と違うし、青木真也の軸を否定する事になる、そもそも勝手に自分を投影して応援しているだけなので、おこがましいなと思いつつ、やはり悔しい。

試合後のnoteやVoicyで、もうONEのようなトップリーグで続けていくのはしんどいという事も吐露されており、分析力や自己認知力のある青木真也ならではやな、と思うし、事実フィジカルが落ちているのも事実と思う。自分は競技者としてだけじゃなくて、青木真也が青木真也の思う"強さ"を求める姿に共感しているし応援しているので、これからどうなろうと、ささやかながら、応援していきたい。

しかし今回は手塚さんが綺麗に勝ってよかった。今のONEで（重要視されるアグレッシブネス含め）通用しているMMA選手は若松さんくらいだったので、手塚さんもまた戦線復帰してくれると見ごたえが増えるので頑張って欲しい。

タン・リーは強かった。RIZINフェザー級が盛り上がっているけど、このレベルの人に勝てる人は思いつかない。まっ、箱庭化しててそれなりにおもろいからええんやけど。