【同調圧力】私はこんなにやってるのに、なんで貴方はやらないの?!

最近、これが原因だったのか!
と思う学びがあったので紹介します。

☆☆☆

会社でメンバー異動があり、掃除当番や担当配置やら色々な変更をして、割り振りを考えメンバーへ展開することがありました。

人間は変化を嫌う事は知っていたが、あらゆる方面からクレームとまではいかないが、こうした方がもっといいよ!
あっちの方がいいよ!
これ本当に大丈夫?などなど、リアクションの嵐!

自分が一番引っかかったのは、
「この掃除当番は納得いかないなぁ!」
「だって、私はいつもこれだけの事をしているのに、皆全然やってくれない!」
「気づいた人がやればいいと思うんだけど、結局気づく人は限られていて、ずっとやらされている気がするから私は納得がいかない!」

なるほど、そう考えるのかと!
確かに自分も同じ環境で自分だけやっていて後の人がやっていなければ腹が立つ!
まるで自分が損をした気分になる。
それにやっていない人たちはお得感があるように感じる!

☆☆☆

ふと、ここで今の社会の状況と照らし合わせてみた。
マスクをするのが当たり前になった今、マスクは義務・絶対・ルールではないはずだ。
しかし、マスクをしないまま出歩こうものなら、誹謗中傷は間逃れない。

また、外食に行こうものならこれまたボコボコに叩かれる。しかも直接ではなく間接的に攻撃が始まる!

まさに、自分たちはこんなにも頑張っているのに!我慢しているのに!
何故あの人達は得をしているか!
許せません!となる!

戦争時代の
「欲しがりません勝つまでは!」
とあるように皆で乗り切ろうという、日本人独特の

同調圧力だ

たかだか掃除当番、掃除のことでこの同調圧力が発揮されるのだから驚きだ!

あの人に得をしてほしくない!
私は損をしたくない!
皆で底上げする考えではなくて、自分より良く思える人間を引きずり降ろす習慣がついてしまっている。

他人ばかり言っているようだが、自分自身にも思い当たるところはよくある。

「俺はこんなにも業務こなしてるのになぁ〜、なんで皆こんなにも文句ばっかり言うのかなぁ〜?」「文句あるなら自分でやればいいのになぁ」なんてことを思っていても、決して口に出してはいけない!

こんなことを言おうものなら避難の嵐だ!

つまり自分のルールを同調させ圧力を勝手にかけてしまったのだ!

これはまずい!

まずは落ち着いて、同調グループが仮にいるのであれば一歩引いてあたたかい目でそう言う考えもあるのですねと言って済ませればいいのだ!

そこで同調していたら意味がない。

まして、完全に隔離や線引しようものなら、こちらが村八分となりチームから干されてしまう。

距離感!
同調圧力の解決法はこれしかない!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?