商品は手元に来るまでが一番価値が高い

欲しい商品があった場合。
ちょっと背伸びをしなければならい商品であれば悩みに悩み購入を決断するケースがある。

面白いのは、この悩んでいる時間、購入した時の時間が一番ワクワク感がある。

そして商品が手元に届きワクワク感はピークに達する。
商品を使用し、数日するとそのピークグラフはドンドン右肩下がりとなる。

人の欲求は、手に入れるぞ!と言う動き出し〜実際に物を掴み取るまでが一番働くのではないかと思う。

人、物、サービスに関わらず該当しそうだ。

例えば、
美味しいラーメンを食べようと思いつき、有名店まで一時間かけて移動し、また一時間並び、ようやく食べた時、ものすごい感動があると思う。

この時のラーメンの味、価値はどうか、記憶をたどると、確かに美味しいと記憶が残っているものの、どちらかといえば、移動していて並んていた記憶が残っている。
その時のワクワク・ドキドキ感が強い。

学生の頃の修学旅行はどうだろうか。
現地に着いた時の見学先の記憶、もしくは行楽地などで遊んだ時の記憶よりも、皆で現地へ移動する時、また皆で何処で何をするかを相談していた時が一番ワクワクしていたのではないだろうか。

☆☆☆

人の欲はほんとうにわかりやすい。
一つ満足したら、次が欲しくなる。
新しい鞄、新しい靴、新しい服、新しいゲーム。
新サービスがあれば試してみたくなる。

ただそれが手元に来た時、あの感動は何処へやら。また次の欲に目がくらんでいる。

☆☆☆

人それぞれにものの価値は違ってくる。
ほんとうに、それが必要なものなのかどうか心のワクワクと相談しながら動き出していきたい。

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