このお弁当温めますか?

少し前の話になりますが、東京のとあるコンビニでお弁当を買った時の事です。

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仕事の関係で東京に行くことがあり、田舎者の私にとっては東京はまさに未来空間にいるような感じを受けます!

周りを見渡しても高層ビル、高層ビル、高層ビル、高層ビル!
電車はほんの数分間で来てしまう。
歩いている人たちもオシャレなファッションをまとった方が多く、また本当にここは日本かと言うくらい外国の方を目にした!

今住んでいるところは、逆に周りを見渡すと、田んぼ、山、田んぼ、山!家、田んぼ、家!
電車、バスは30分に一本ぐらいが当たり前だ!
車がないとまず日常生活は苦しい!
歩いている人達は、おじいちゃん、おばあちゃん、ジャージをきた学生、鼻水垂らして遊んでいる小学生!などなど。
昭和の世界満載!
ただ、この空気感が私が一番好きな落ち着く場所だ。

☆☆☆

話を戻して、異文化である東京のコンビニでお昼ご飯を買おうと立ち寄った!
コンビニの定員さんは当たり前のように、外国の方でレジうちをされており、日本語も上手い。

自分は食べやすいお寿司のお弁当を食べることにして、レジで会計をお願いした。

そこで定員さんから言われた言葉に、衝撃を受けた!

お弁当温めますか?

おい、おい!ちょっと待ってくれ。
あなたは温かい寿司が美味しいとでも思うんかい!
っと、外国定員さんにツッコミを入れそうになったが、冷静に
「いえ温めなくて大丈夫です。」と回答した。

☆☆☆

コンビニを出た後に、あれは定員さんがお笑い好きで、ボケてくれて、何かツッコミを入れて欲しかったのか?とか、実は温めた方がお寿司は美味しいのか?とか、東京のコンビニではお寿司温めキャンペーンでも始めたのか?など、色々考えてしまった。

もちろん、そんなことはなく
落ち着く結論はコンビニのルーティーン質問だろうな!
この結論が筋が通っている。

コンビニ定員さんは一日中同じ言葉を言い続けている。

「いらっしゃいませ」
「ありがとうございました」
「〇〇円になります。」
「お弁当温めますか?」
「ポイントカードありますか?」

いわゆるマニュアルだ。
外国の方であればとくにこのマニュアル通りの事をするだろう。

マニュアルの良いところは、誰もがマニュアル通りの行動すれば、思った通りの結果が得られる事だ。

ただ問題はマニュアル人間を作ってしまうと、例外つまりイレギュラーが発生した時に対応が出来ない!

今回の件で言えば、
お弁当がきた=温めますか?と質問する
となるのだが。
お弁当の中でも、温めてはいけないものがある。状況判断が求められる。

☆☆☆

誰かに言われたから、マニュアルに書いてあるから、指示されたから。
受け身で仕事をしている人が本当に多くいると感じる。
自ら考えて行動することはやはり疲れるし、面倒だ。指示された方が断然楽なのだ。

ただ楽な道ばかり選んでしまうと、いつか目の前にきているお弁当に対して無意識に「温めますか?」と言ってしまう可能性がある。
要注意!!

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