見出し画像

自由・好きなようにやるって?!

仕事などで自由なのやってみて、好きにやってみてとたまに言ってしまうことがある。

相手を信用しての表現なのだが、一歩間違えればとんでもない結果になることもある。

任せてもらえたと思い、頑張れる人もいれば、全て丸投げしやがってと思う人もいる。

捉え方は人それぞれだ。

☆☆☆

そもそも自由とは何なのか?
学生の頃、自由な校則に憧れた時があった。
鞄や服装、髪型、バイトなど、学校側に色々言われることなく自分で考えて決めて行きたかった。

ただ、大人になった今、
仮に校則がなく、自由だった場合、十代の若者に自由の何がわかるのか確かに理解が難しかしくなった。

一定のルールがあるから抜け道を考えたくなるし、殻があるので破りたくなる。

つまり、もともとルールや殻がなかったら抜け道や殻を破る努力をしなくなるのだ。

意味のない自由をもらったり与えたりしてしまうと、考える能力が低下してしまう。

もちろん抜群の能力を発揮する人もいる。
自身でルール管理が出来、その中でやりたいことを明確化して自由に行うことができる能力の持ち主だ。
そういった方は極わずかであろう。

まずは簡単でいいので枠・ルールを決めてそこからアクションを起こすことをお薦めする。

スポーツでもそうだが、自由にやってみてと言われて成り立つスポーツは何もない。

サッカーのルールがなくなりプレイヤーが手を使ってボールを運び出したら、確かにそれは自由だが、サッカーではなくなる。
一定のルールがあり、その中で極めることが出来るから面白い。

自由にやっていい。好きにしていいと安易に言って逃げるのは違う!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?