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どう生きるか?

昔は人を『みんないい人だ』
と思って観ないといけないと思っていました。

きっと、ジャッジをする自分になるのが赦せなかったんだと思います。


だからこそ、なにかしら違和感があった人でも
その居心地の悪さを無視し、観ないようにして生きていました。


だって、人を『悪い人だ』とジャッジする自分になってはいけないと思っていたから。


だから、悪い人なわけがない。
きっと自分が寄り添えば、寄り添い続ければ合う人に決まっている。


そう思って生きていました。


そんな時は、全てがいい人なわけです。
目の前にいる人はいい人だ。
私に合う人だ。

だからこそ、いろんな人との付き合いもありましたし、友達も多くいました。


でもそんな日々をし続けていたら、自分がわかんななっちゃうんですよね。


何が、私と共感する意見で
何が、私と違和感を感じる意見なのか?


どこが、私の居場所で
どこに私の本当の心からホッとする心地よい居場所なのか?


誰が、私と合う人で
誰が私と少し違うなと感じる違和感ある人なのか?


そんなことが全くわかってなかったな
と今では思います。


それは、私の体と心で判断するということをして生きていなかったことの代償でした。


世間一般にいう、
みんなと仲良くしなさい。


とか
みんないい人だ。


ということを心の底から信じていた私は、
自分で判断するということをほぼしてなかったように思います。


自分で判断するということをしなかった私、、
というよりしてはいけないと何故か思っていた時の私は


どこかに答えを求め続け
どこかに正解を求め続け


そしてまたなにかに縋り
そして依存していました。


依存していた人がいた時に
正解の答えじゃなかったんだと気づいた時には


依存していた対象の人に
心の底から恨んでいたこと

それは恨みが深いが故に、何年も怒りを封印していたこと。
それは、さまざまな人との出会いや出来事で気づくことができました。

そして今では、それを一つ一つみつめ怒りを認め、手放していくことができました。


それはひとえに


『自分で判断することをして生きていなかったから』


それは私が
依存するという生き方を選択してきた私の責任でもありました。


それさえも人のせいにしたくなる自分がいたのも事実で、気持ちや感情がグルグルしているなか一つ一つ認めつつ紐解いてやっと今があるという感覚です。


この情報過多な時代の中


何を選択し、何を選択しないか

どう過ごし、どう過ごさないか

何を買い、何を買わないか


そういった選択が多いなかで
そこで問われるのは


『自分はどう感じ、どう生きたいのか?』

ということであると思います。


自分ととても感覚が合うあの人でも
自分の尊敬するステキなその人でも

やはり自分とは違う人間で
違う人生を送り、考え生きています。


だからこそその人が考える、その人たちと
どこが違ってても


『でも私は違うな』


でいいんじゃないかと、思えるようになってきました。


それは、自分を認められつつある証拠でもあると思っています。


それは相手の在り方も
自分の在り方も認めるという生き方。


みんないい人だ!
と一括りにしと世界を観ていた時は

人の全てを自分のものにしようとしていたように思います。

人が言うから自分もそうだ!
この素晴らしい人が言うからそうに決まっている!


それは自分を捨てて
何者かになろうと生きていた人生でした。


やっと自分の好きや嫌い
ピンとくる、ピンと来ない


今これやってみよう!
今は別にいいかな。

そんな感覚がわかるようになってきています。



そんな感覚は昔の感覚よりもとてもシンプルで

買いたい!と思うものも減り
やりたい!と思うものも減り
付き合ってみたい!と思う人間関係も減っていきました。


でも、そんな状況の中いざ
買いたい!と思ったもの
やりたい!と思ったこと
付き合ってみたい!と思う人間関係関係は


とてもとても自分の中で深いもので
本当の意味で大切にしたいと思えるものでした。


とてもシンプルだけど
その分愛が入り込んでいる感覚。


それはそのはず。

それは人のものではなく
自分自身のもので自分で判断したものだから。



でもシンプルな人生になっていく途中で
今までの生き方とは全く違う選択して送る人生だったので


時に戸惑い、大丈夫かな?
と思っていた自分がいて

それでも、不安な中でもその生き方にシフトして

良かったな。
と心から思える私がいます。


まずは自分で考える、自分で判断して、やってみる


そうやって生きる人生は
少しづつ自分自身も成長させてくれる感覚になり

そしてそんなことができるようになった
自分を少しづつ愛せています。


もっともっと、自分で人生切り開こうと思います。


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