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【バーテンダー in ロンドン 私の家探し】

皆様、ごきげんよう。安部直柔(アベ ナオナリ)です。
現在ロンドンでバーテンダーをしています。
バーテンダーを始めたきっかけは、『海外で暮らし、仕事をして、自分の知らない国でチャレンジしてみたい』という思いからスタートしました。

ここではそんな私のロンドン挑戦への記録やロンドンでの生活、自身のことなどを発信をする媒体として、noteへの投稿を始めました。


今回は『バーテンダー in ロンドン 私の家探し』について

ロンドンの賃貸事情

無事に昨年の2022年3月にロンドンへ到着したのですが、働きに来たわけなので家と仕事を見つけなくてはいけません。
知ってる人もいるかと思いますが、ロンドンの賃貸事情でいうと東京と比較しても家賃が高いです。しかもロンドンの中心地に電車で30分やバスで1時間で行ける場所で1人暮らしをしようとしたら、月に20〜30万円くらいはかかると思います。ちなみにロンドンは深夜でもバスが運行されてるので、その点はめちゃくちゃ便利。
基本的に独身の人は、他人と家をシェアして住んでます。ハウスシェアやフラットシェアと言います。(ハウスは一軒家、フラットはアパートメントのこと)
詳しく書いてる人がいたので是非!

他人と暮らすって聞くと、日本人はあまり慣れてない習慣なので、苦手な人が多いかもしれません。ただ、私は海外に行くことを数年前から想定し、ロンドンに来る前から東京で3年ほどシェアハウスに住んで慣らしていたので、なんの抵抗もありませんでした。

家探しですが、まず最初は

ロンドンのどのエリアに住むか?

そもそもロンドンに来たことが無く、もちろん土地勘も無いので、ロンドンに住んだことのある友人にオススメのエリアを聞いたりしました。まずエリアですが、Cityと言われる中心エリアから東西南北に分かれます。さらに、電車の停車駅がゾーン分けされていて、ゾーン1が中心地に近く、そこから大きい数字になると中心地から離れていく。日本だと例え辛いですが、西と北は閑静なイメージ、東と南はヒップなイメージだろうか。ただ色んな人種の人達が住んでるロンドンは、エリアだけでイメージを決めつけるのは難しい。気になる人は調べてみてください。

ロンドンの街事情を調べたり、友人に聞いたりして、探すエリアを東側エリアに絞りました。
東側エリアにした理由は、『気になるバーが東側に集まっていた』『私のライフスタイルなら東側が合ってるよ』と言ってくれた人が居たからです。歳を重ね、人の意見に耳を傾けられる年齢になりました。笑

ロンドンのイーストエンド(東側)のことを書いてる記事があるので、貼っておきます

我が城について(住めば宮)

いろいろ探した結果、Hackney(ハックニー)というエリアで良いフラットシェアの物件を見つけたので日本滞在中にオンラインで契約をしちゃいました。実は物件を見つけたのが2月頃で、実際の入国は3月下旬だったんですが即決。まだ住んでないけど1ヶ月分の家賃払いました。笑
そのくらいレアな物件だ!
と探してる段階で気付いたので、良い決断でしたね。
その物件を決めた理由は場所と値段です。なんと1ヶ月 : £500-(約¥75,000〜80,000-)という破格
さらに前住居者が日本人の方で、契約前にビデオ通話で内見させてくれたので、現地まで行かなくても住めるレベルの物件だと確証できのも良かった。
エリアの相場でいうと、£700〜800-なのでロンドンの在住者に、私の家賃を話すと皆んな驚きます。笑
安い理由はシンプルで、部屋が4畳半でトイレ、シャワー、キッチンはシェアなんで言ってしまえば相場って感じですかね。家自体は決して綺麗ではありません。正直、ロンドンでストイックになってるから住めてるだけです笑
日本に住んでたら、絶対に選ばない家。ただ、駅もバス停も近く、Hackney(ハックニー)という人気エリアなので個人的には気に入ってます。周辺には好みの飲食店も多く、図書館も公園も歩いて2〜3分の距離なんで立地は最高です。

HackneyのWikipedia貼っときます。

ちなみに私以外に男性2人と女性1人、夫婦1組の計6人。さらにバーテンダーあるある、なんですけど仕事の時間軸が住んでる人と逆なんで普段フラットメイトと会わないことが多いです。けど住む相手が選べないので、気の合わない人だったら大変ですよね、そんな話しを日本人から聞いたりもします。まあ人種は様々ですが、変な住人は居ないんで割と居心地は良いです。

イギリス ガス代の仕組み

ただ唯一不満点があります。家賃は光熱費込みで£500-なんですが、内訳が賃料&電気水道代が£490-でガス代が£10-となってるんですが、なぜガス代が£10-なのか、、、、、
基本日本だと光熱費の料金って、後払いですよね。
なぜかイギリスでは前払いと後払い両方が存在してます。後払いの仕組みは日本と一緒です。請求書・振込み支払い、もしくは銀行引落とし
じゃあ前払いとは、なんぞや?
『前払い→カードにチャージ式』
言葉だけじゃ意味分かんないですよね。笑

写真で解説します。

ダイニングにガスメーターがあり、そこにカードが挿さってます。これがガスカード。

我が家では、これに住人から徴収した毎月のガス代をチャージしてます。(毎月のチャージは管理会社がやってくれます)
ここまでは問題ないんですが、、、、、
冷静に考えて、『チャージ分がゼロになったらどうなるの?』ってなりますよね。

ウクライナ戦争で燃料代(電気、ガス、ガソリン)が爆上がりした時期ありましたよね?日本もそうだと思いますが、イギリスもその影響を凄く受けてます。
ということは、ガス代が爆上がりした時は月半ばで、チャージ分ゼロになって、気づいた住人が、その度に住人全員からお金を徴収(1人: £5〜10-)して、チャージできる場所:Pay point(コンビニ、ガソリンスタンド、郵便局)まで行ってチャージするという、クソめんどくさい状況になることがたまにあります。
しかも、後払いと前払いでレートが違うという仕組みになってて、ざっくりいうと、後払いは契約次第で年レート固定ができるが、先払いは常にレートに左右される。という感じです。
最近はイギリス政府が対策してくれたので、あまりガスが止まることはありませんが、真冬にシャワーを浴びようとしたら水しかでない。かもしれないという恐怖に少し怯えながら、ロンドンの冬を超しそうです。

と本投稿を仕上げた今日、ガスカードのチャージが無くなったんで、住人を代表して私がチャージしに行ってきます。

次回は『バーテンダー in ロンドン 私の職探し』

補足-ロンドン 家探しのサイト

私はMixBというイギリス在住の日本人向け掲示板を使いましたが、他にもいくつか家探しのサイトがあるので、そっちで見つける人も多いみたいです。

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