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【nephew バータイム 総括】

皆様、ごきげんよう。安部直柔(アベ ナオナリ)です。
現在ロンドンでバーテンダーをしています。
バーテンダーを始めたきっかけは、『海外で暮らし、仕事をして、自分の知らない国でチャレンジしてみたい』という思いからスタートしました。

ここではそんな私のロンドン挑戦への記録や自身のことなどを発信をする媒体として、noteへの投稿を始めました。


nephewバータイムのことについてはテーマを分けて投稿してます。
今回がnephewの投稿については今回が最終回です。『nephew バータイム 総括』について綴ります。

実はちょうどnephewを卒業してから1年が経ちました。1年も経つといろんな記憶が曖昧になっていますが、何も記録しないまま、この先を生きてしまうとnephewでやったことを忘れてしまうだろうと思って、数回に分け投稿しました。記憶を辿って、書いたので少し間違っている部分があるかもしれませんが、何も書かないよりは自分の為にもるし、さらに読んでいただいた人の何かヒントや気づきになれば幸いです。

実際にnephewのバータイムでマネージャーをした期間は約9ヶ月と短かったですが、立ち上げからマネージャーを経験できたことは大きな財産になりました。それがロンドンでも活きています。以前よりも仕事での視野が広がりました。

結果的に、nephewバータイムもカフェタイムと同様にしっかりと売上を伸ばすことができたので内容と結果が伴って良かったと感じてます。と同時に自分自身のマネジメントや育成の課題を気づくことができました。

前置きが長くなりましたが、まずは

売上について

オープン当初のバータイムの月間売上目標
¥2,050,000- (稼働日: 週5日、月平均20日)
平日 8万(水木)、週末 12万(金土日)

みたいな日別目標でした。
実際に稼働し始めたのが6月からで、そこから私が辞める12月までの数字です。
月の平均売上の結果は
¥2,519,567- (6月〜12月)
目標を50万ほど上回る結果となりました。
月により多少ばらつきはありますが、良い数字だと思います。
平均単価も¥3,170とバー形態だと悪くはないのかなと思います。nephewはサービスチャージは取っておらず、2Fのみテーブルチャージ1名500円を取っておりましたが、基本的に1Fの稼働がメインなので、2Fのテーブルチャージが売上の増加に繋がってる訳ではありません。実際に単価が上がるような取り組みをしてました。
ソフトドリンク類を無くし→モクテルにして単価を維持
フード類の充実→バーでも食べたくなるようなメニューを投入
季節のカクテル・モクテルを別メニューで用意→2杯目、3杯目に繋げる
などなどです。
お酒は人に寄って、飲める量や杯数が変わるので単価にも限界があります。私の働いてきた経験でいうと基本的に1人2〜3杯、単価も3,000〜4,000円の間です。たまに単価が上がる日もありますが、それはショットを飲むグループがいたり、ボトルワインやお祝いでシャンパンを開けるようなグループがいるときだけです。
カクテルがメインのバーで、チャージ無し、さらに1杯1,000〜1,500円内で平均単価5,000円以上、平均杯数4〜5杯いくようなお店はほとんど日本にないと思います。もしどなたか、そんなお店を知ってたら教えてください!笑

もっとnephewの数字面や詳細を知りたい人は社長の卓さんが彼自身のnoteにも綴ってるのでそちらを読んでみてください。そちらではnephew全体での利益やカフェの売上についても詳しくかいてあるので、気になる方は是非!

お客様の支え

新規オープンのカフェ&バーなので基本的には9割以上が新規のお客様なのですが、私が居た約9ヶ月の間に近隣、他エリア関わらず定期的に来店していただける常連のお客様ができたのは本当に嬉しかったです。さらに年齢層も幅広く、近隣の30代〜40代の方が足繁く通っていただけたのは個人的にもバーとしての存在意義を感じられたポイントでした。見た目はバーらしくないんだけども、通ってるお客様はバーやお酒が好きな方っていうのがnephewの面白い点でした。
とはいえ、新規のお客様にもカクテルの楽しさや面白さも伝えられていたのではないかと思います。カフェのイメージ先行もあり、バータイムに女性のお客様でバーカウンターが埋まることも多々あり、中々見慣れない光景を見ることもできました。笑

nephewでの経験を経て、ロンドンに来れたのは大きな意味があります。

そして、

2023年2月からnephewが進化

バータイムは営業形態を変えてさらにパワーアップするようです。
思い入れのあるお店なので、今後のnephewにも注目してます。
短くも濃ゆかったnephewの出来事を振り返ると、色んな感情が湧いてきますが、お客様と一緒に働いてくれたメンバー、そして会社に感謝です!
さらに私がグレードアップして、将来恩返しができればと思ってます。

複数回の投稿になりましたが、読んでいただきありがとうございました!

次回からはロンドンでの出来事を綴ろうと思います。
では皆様、次回の投稿もお楽しみに!

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