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エシカルって?

最近、段々と耳にすることが増えてきた「エシカル」。

エシカルとは?(Wikipediaより)

エシカル(ethical)とは、「倫理的」「道徳上」という意味の形容詞である。つまり、「法律などの縛りがなくても、みんなが正しい、公平だ、と思っていること」を示す。近年は、英語圏を中心に倫理的活動を「エシカル(ethical)○○○○」と表現し、エシカル「倫理的=環境保全や社会貢献」という意味合いが強くなっている。身近な倫理的活動としては、主にエシカルコンシューマリズムが挙げられる。

一人暮らしを始めたときに、毎日出続けるゴミに改めて驚き、そして常に罪悪感。さらに家族を持ち、家族が増えると当然ゴミも増え・・なんとかならないか、せめて・・と、最近、生ごみはコンポストで肥料にするようになりました。

期限切れのお弁当をコンビニやスーパーでは捨ててるなんてあえりえない、期限切れる前にどこか持っていける先は無いのか、そもそも残らない工夫ってもっとできないのかと、モヤモヤ。同じ食材を買うなら、消費期限間近で値段が下がった方を選ぶようにしているのは、お金の節約が目的ではなく、自分が買うことでその食品が無駄にならないという思いから。

どんなに流行が過ぎても、まだ着られる服を捨てるなんてもったいなくて無理。NPOなど寄付先があれば、輸送費をかけてでも寄付することも。状態がいいのに色あせてしまったお気に入りの服は、買うぐらいのお金がかかっても染め直したりもします。(そういう意味でも、染め直して大事にする着物文化は大好き。)

・・・そんな私には、この「エシカルコンシューマリズム」というワードはビンゴ!です。

祖父母の家では、古くなった浴衣をぞうきんにして、ボロボロになるまで使ってました。ほんとにボロボロになるまで。穴が開く、のレベルではなく、穴がかろうじてつながっている布切れ、ぐらいの状態になっても、床掃除ができるなら使い続けていました・・。貧乏だったわけでは決してないのですが、モノを大事にする価値観は、そんな祖父母の様子からも自分の中に根付いていたのかもしれません。

改めてこれまでの生活を思い返すと、エシカルって、結構身近だったのかも。

でも、もっと「エシカル」の意味と価値を知り、生活に取り入れるにはどうすれば・・?

そんなことを考えていた時に紹介されたのが、日本エシカル推進協議会理事の末吉里花さん著はじめてのエシカル

いつも、ネットなどで知って気になる本があると、とりあえず図書館で借りて目を通し、どうしても欲しければ買うというパターンが多く、読み終わらずに期限が来ることも。でも、今回はしっかり読み切り、付箋だらけに。手元に置いておきたい情報ばかりで、結局購入しました。

末吉さんがエシカルに目覚めたきっかけから、エシカルに生活することの意味、エシカル"ではない”世界の現状、どう日常にエシカルを取り入れるかという具体的な話まで、参考になる情報が満載です。エシカル、フェアトレード、エコにリーチするためのお店などの情報も15ページにも渡り紹介されています。もはや、私のエシカル辞典です。

この本を手元に、エシカルをテーマに生活のリニューアル?を模索してみようかと思います。。


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