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「今の私」が ここにある必然 #パラリンピックから学んだこと

こんにちは ナカちゃんです。

13日間のパラリンピック 開会式から閉会式まで 感動の嵐

オリンピックよりも、印象的なシーンが多く、テレビでの視聴時間も

長く感じていました。


 前回のパラアスリート授業も含めて、本当に考えさせられることも多くありました。

「失ったものを数えるな  残されたものを最大限生かせ」

私たちは、コロナの時代に、たくさんのコトやモノを失いました。

だからこそ、この言葉が深く胸に響くのです。

閉会式に出演していたひとりひとりは、「今の私」を精一杯表現していました。

 どのパートも、「その人でなければ務まらない」かけがえの無いもの。

唯一無二の存在が、調和しあって、ひとつのステージを創っている。

そんなパワーを感じることができました。


「かつての自分」であれば、その場に立てなかった。

「今の自分」であるからこそ、この舞台で輝ける。

この役は、この人でなければ務まらない。 本当にそう感じました。

どのパートも、欠けてはいけない。すべてが、その形だからこそ、

唯一のストーリーを紡ぐことができる。

 本当にステキな舞台だったと思います。

  障害を抱えながら活躍するピアニストの西川悟平さん、

  ボーカリストの奥野敦士さん、

  特別支援学校高等部2年の小汐唯菜さん、

  聴覚障害をもつ手話パフォーマーのRIMIさん

  そして、脳性麻痺を抱えるバイオリニスト式町水晶さん。

 ラストの『 What a wonderful world 』

 この音楽は、「この曲でなければいけない」

「この人でなければいけない」という強い必然に基づいて

奏でられていました。

それぞれの演奏家が、

誰も代わりになれない「今の私」の姿で、音を紡ぐ。

その一人一人が、とても輝いて見えたのです。


 開会式、閉会式で なんだかよくわからないタイミングで

涙していた私。

 なぜ、こんなに涙が止まらないのだろう。

 でも、今年のパラリンピックのことは、きっと 一生忘れないと思う。

 本当にたくさんのことを、教えてもらえた13日間でした。

 ありがとう


 「あなたは これから どう生きていきますか?」

 「今のあなたに、できることは何ですか?」

 「今のあなたは、精一杯生きていますか?」

 画面越しに、パラアスリートの力強い眼に、何度も問われた問いを

 これからも 忘れずにいたいと思うのです。


2024年、私たちは、どんな社会に生きているのだろう?

「共生社会」が、どこまで進歩しているかわからないけれど、

誰かのために、わたしにできることを、今日から始めていきたい。


 3年後の「今の私」が、今よりも誇れる自分でいられますように。


#パラリンピック

#パラスポーツ


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