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声と体の共鳴

月曜は隔週で民謡の唄のお稽古を受けに行く。
そこでの今日の気付き。

息をまず吐き切る。

それから深く吸って、

母音の
あーーー〜〜〜、うーーーー〜〜〜、おーーーー〜〜〜
えーーー〜〜〜、いーーー〜〜〜。

お腹の下腹の丹田?の辺りから肺を伝って喉を経て
口先から声が出るわけだが、
その途中で響き、全ての母音で同じ様に響かせたい。
少しだけ体の中で響きの調整をして、
ムラなくピッチがストレートに出るように工夫する。
これは今までも言われてきた事で、
やり方も、うまくいかない原因かよく分からなかった。

今日初めて、母音と子音の作る場所の様なものが、
ちょっと今までよりははっきりした気がする。

私の解釈が合っていれば、、、
喉と舌で母音を作り、
唇は子音を作る。
音量(響き)は、腹筋、胸筋、喉、鼻、掛けて作る。
ピッチは喉で作るのかな?
そしてピッチを安定させた後、
ゴロやアクセントはお腹で。

背骨、鎖骨、肩甲骨、肋骨の動き、
今日は体の響かせている場所を、
先生の体の中まで見えた気がした。

よく見えたのは、
今日の先生のお召し物が着物ではなかったからかもしれない。

大げさに唇や舌を使いすぎて、
喉、舌、唇との関連性がなくなることから、
きっと不自然な発音になっている。

それに効果的だと言われているリップロール。
金楽器の人は、いつもやっている事だろう。

これも、出来る時と出来ない時がある。
全くこの筋肉のコントロールが、不完全。

オーボエのせいにするが、管楽器を吹きすぎて、
お腹の力を入れるのと同時に、
唇の筋肉がオンになってしまうのだ。
(アンブッシュアを作るために)
唇の力がほとんど入らないくらいの
いいオーボエのリードを作る努力をもっとした方がいいのかも。

最近歳のせいか、口周りの皮膚が硬くなって、
チューをするように口を窄めたら、
ちょっと一昔前のコミックのお婆さんのような、細かな縦皺が気になる。

そんなことを考えながら歌っているので、
余計に周りの筋肉がもっと硬くなる。

今勉強している曲は「茶っきり節」
出身地、静岡の曲。
故郷があって感謝する。




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