友人は占い師。彼女が考案したユニークな占い依存解決法♫
これは占いをすすめたり否定する内容ではありません。人の『思考癖』『顕在意識と潜在意識』にアプローチした私の友人のお話しです。
1。左脳と右脳の両方を観る
彼女は四柱推命の鑑定士。
中国に古くから伝わる統計学で、
国のトップが政(まつりごと)を行う時に
指針の一つにしていた易学とのこと。
今でも中国にはその名残があって、
ビジネス相手の運気を調べ、相手の天中殺や迷いのある運気の時に、契約を取りにいく、ということもあるとか(コワっ!!)
四柱推命は統計をもとにした学問だそうです。
生年月日から陰陽五行や十二支の関係を調べ、
そこから人生の流れや運気を調べるもの。
彼女は、
自分が占いという職業を選んでおきながら、
占い依存から抜け出せない人を救いたいと、
言ってることとやってることが変な人です。
彼女の鑑定方法はまず『四柱推命』で、
その人が持って生まれた才能、運気を
統計学で分析します。左脳的。
でも、それだけでは終わらない。
タロットカードで仕上げる。ここが右脳。
彼女いわく、
これは私のオリジナル方式!
独自に、あみ出してん!
左脳と右脳、両方を鑑定する
オリジナルやねん!。。と。
(拠点は大阪の女です)
私が彼女と出会ったのは、都内で開催したビジネス人や個人事業家たちの集まりに顔を出したことがきっかけです。
彼女と私はフルネームが漢字1文字違いという縁で話をするようになり、
彼女が数年前にオンラインで仕事を広げることになった際、
プロフィール作成を私がお手伝いしました。
彼女のライフストーリーです。
HPの中に、なぜ自分がこういう仕事を選らんだのか、というきっかけになった人生をまとめたもの。
だから彼女が占いを選ぶに至ったわけは知ってます、笑。
2。何を選択するかは潜在意識が関係する
で!私は素朴に彼女に質問をしまして、
『いくら統計学で裏付けがあっても、
同じ時間に生まれて同じ星を持っていても、
その人がみんな、現実には同じ人生にならない。それは、どう考える?』と。
彼女の返答は、そうでしょ⁉︎ でした。
同じ星で運気が同じで、
タイプが似ているとしても、
人生の選択は同じにならない。
いい運気が来ているのに、
それに乗る人、
乗らない人、
乗れない人、がいる。
それは考え方が違うからだけど、
違いが出る理由はいろいろあるんですが…
物事を選択するとき、なぜか、
いつもこれを選んでしまう人、
考え方にくせがある、
なんかいや、…という
自分ではよくわからないパターンがあったり、指向があったりする場合には、
そうなる理由がどこかにある。でも、
それは左脳ではわからないことが多い、、
自分の意識のブロックは、
潜在意識の中に理由があることが多い。
専門的には、心理学や精神科にも関係してくること。
彼女の説明は、ここが独特です!
彼女によると、それが
タロットカードに、現れる、と。
タロットカードは、カードに描かれている絵と数字で表現しています。
抽象的。イメージがそこにあるだけ。
カードには基本的な意味はあるのですが、
その時の彼女の読み解き方によるわけです。
私にはわからない分野になってくる。
これは、1+1=2という
誰が出しても同じ答えになる、
という世界とは、
ちょっと別のステージでの話
になります
誰が出しても同じ答えになる。
ということを正解とする思考脳を
持つ人には
なんで?わけがわからん、
インチキにしか思えない、となります。
もしこれが、絵画や音楽ならば、
同じ答えが出なくても、それを、
追求しないのですが…。
色彩学や音楽、楽典というように、
絵や音楽にも理論はありますが、
出来上がった作品に対して
理論を越えた個別の印象が生まれることを
否定したりはしません。
人には、わかっちゃいるけど、でけへんねん! ということがある。
やろうと思うのに、何かが邪魔をする、
頭ではわかってるのに、気持ちがついていかない、ブロックする、
という経験は私にもあります。
1+1=2という計算通りに、
自分の気持ちは運ばない、というやつ。
3。潜在意識の鑑定は、対話によって行われる。
ここからは私の鑑定体験てす。
彼女は、客である私が話をしているときに、
話を聞きながら、ふと
カードを引くときがあり、そして、
そのカードを見ながら、
私と話をするのです。
これは誘導ではなく、対話。
対話の糸口を、カードをきっかけにしているんですが、
そこから、話は動いていきます。
(鍵になるのは、たいがい3-6才の頃の経験が多いらしい)
彼女がカードと照らし合わせ
こんなことはなかったか?と問う。
私が、う〜ん、あんなことがあったなあ、
彼女は、話をききながら、
それやない…、それともちがう…、
と、掘り起こしていく。
これが私の顕在意識から
潜在意識に(私と彼女が)視点を移す動きのよう。
私、つまり、お客様との間に交わされる対話。
こういう流れの中で、その人の
奥底にある何かが浮かび上がってくるようで、
そこをキャッチして話をしていく。
それを彼女は『潜在意識』と説明し、
人の行動を決定しているのは
潜在意識が大きく関わっている。
そこにブロックがあると、
答えが出ていても行動に移せない。
結果、変化を起こせず、自己嫌悪になる。
そして占いにすがりに来る。
これを自覚しなくちゃ先に進めない。
この原因の一端がわかるように、
彼女は話をしていく。
原因を自覚しなければ、いくら占いをしても意味がない、同じことの繰り返し、と。
《占い中毒の人を救いたいのよ。自分がそうやったから》
彼女が見せる笑顔は清々しく、
その顔と彼女から出てくる気配は優しいです。
右脳や感性、潜在意識には、
左脳的理論とは全く異なる、
別次元のルールがあるような気がします。
彼女を見て、確かに言えることは、
目の前に座った人に
真っ直ぐ向きあって対話をする人だという印象です。
上質なコミュニケーションには、
聴くことが肝心だと言う説があります。
ちなみに、私の今までの運気、驚くほどに、鑑定どおりでした。。。すごっ。
以上、長文にお付き合い頂き、ありがとうございました!