コーヒーの湯気のむこう
せっかくの休みなのに朝から家事
私の時間はどこにあるのか
夫が二人を連れ出してくれたから
なんとか早く全部済ませて
わずかな独りを楽しむつもりだったのに
コーヒーを淹れながら
久しぶりにかけた古いアルバム
どうしてこのタイミングで
この曲になるの
2回目の湯を注いで
大切なところなのに
コーヒーを眺める私の周りで
いっぱいに立ちのぼる湯気が
目の前を曇らせる
3回目のお湯を注がなくては
苦味も酸味も香りも
変わってしまう
どんな自分にもなれると思ったのに
コーヒーの湯気と香りは
あいまいな私を刺激する
ドリップのコツを話す声
ソーサーにそっと カップを置く音
差し出された液体が
あなたを映して かすかに揺れてる
濃くて
底が見えない世界で
過去を愛しむ
コーヒーがある限り、私は
コーヒーを自分で淹れるたび、私は
時々、こうして琥珀色に埋めた恋を
惜しんで飲み干すんだろう
あきれてしまう
コーヒーは やめられない
きっと死ぬまで
でも コーヒーを飲むテーブルを
新しくしたじゃない
ここに
ベランダのミントを飾ろう
さわやかな香りを添えてくれる
きっと
コーヒーと言えば、この曲で妄想です♫ 笑。
そしてオケにサックス!好きなものてんこ盛り。
趣味の押し売りを、どうぞお許し下さい^^;
このステージの二人とも約60歳の時とか。
圧巻です。ご興味のある方はクリックを。
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