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アーユルヴェーダドクターとSLEケアの軌跡②

前回は、アーユルヴェーダでの診断、断食でアーマ(未消化のものが毒素となったもの)を取り除いたところまで書きました。
今回は、瞑想指導、オイルマッサージ、ハーブ処方について残しておきたいと思います。

▼アーユルヴェーダでの診断と断食についてはこちら

▼初めてアーユルヴェーダドクターのコンサルを受けての感想はこちら

1. 瞑想指導(片鼻呼吸法)

ハードな36時間断食を終えて、お次は瞑想指導。

関節痛や倦怠感が出るとただでさえ体調がよくないのに、
やっぱり私の体はだめなんだ、また悪化したんじゃないかとさらにマイナス思考に襲われてしまう。
そしてそれがさらに体調不良を招くという悪循環。
瞑想は、このマイナス思考をストップさせるためにも効果的です!

セッションでは、基本の瞑想方法である片鼻呼吸法を練習しました。

【瞑想方法】
1.座って、手を親指と人差しをくっつけるポーズ(大仏様がやってるやつ)で呼吸を整える
2.落ち着いたら、右手をゆっくり鼻に持ってくる
3.親指で、右鼻押さえて左鼻で吸う
4.吸って、4秒止める
5.中指で左鼻押さえて、右鼻で吐く
6.左鼻押さえたまま右鼻で吸う
7.吸って、4秒止める
8.親指で右鼻押さえて、左鼻で吐く
これを5回繰り返す

相当分かりづらいので、こちらの動画が参考になるかも。
文章だけで瞑想方法を伝えるのは難しい。

最初は、瞑想中も今日の夕飯何作ろうかな、なんか背中がかゆいなとか
全然呼吸に集中ができなかったのですが、
息を吸うのに4秒、とめるの6秒、息を吐くのに8秒とやると
頭の中に、無限ポップアップが出てくる回数が減りました。

1度に左右5回、それを1日数回やるのがいいらしいのですが、
子供たちがいるととても瞑想状態なんてなれないので、
最低お風呂での5分程は、やるようにしています。

2.オイルマッサージ

断食、瞑想で、体の管の通り、気持ちの通りがよくなってきたら
次は、オイルマッサージ!
オイルマッサージは体の不要物を排出しやすくなるので、誰にでもおすすめできるデトックスケアです。
ただオイルマッサージは体に負荷がかかるので、
体調が悪い時、生理の時は、お休みした方がベター。

マッサージ方法としては中心から末端が原則ですが、自分が心地いいと思うやり方で大丈夫。
特に効果の出やすいのが頭、耳、足首から先
なかなか全身をやるのは大変なので、忙しい時はいつもこの3箇所だけマッサージをしています。
忙しい時というか基本この3箇所...。

オイルマッサージ後に、発汗するとさらに効果があります。
と聞いてお風呂に入る前にオイルを塗って、湯船に浸って見たら
浴槽がオイリーに。当たり前だけど。
今は耳や首のみマッサージをしてから、入浴し、お風呂上がりに他の箇所のオイルマッサージをしています。

ちなみにおすすめされたオイルは2種類。
私の場合、体は冷えやすいので、あためてくれるセサミオイル。
顔は日焼けしやく赤くなりやすいので、冷やす効果のあるココナッツオイル。
ただ、ココナッツオイルは全く合わなかった!
痒くなるし、湿疹までできた。試し試しやることが必要ですね。
今は全身セサミオイルに変えました。

3.ハーブ処方

ここまでは、病気の原因になっている食事、生活習慣を見直すステップ。
次に、ようやくハーブの処方となります。
ただ過去様々な薬を飲みまくり、離脱症状に苦しんだことがあることから
ハーブといえど薬を飲むことには、抵抗がありました。

そんな私にドクターがしてくれた説明がこんな感じ。
『現代医学のお薬は、有効成分だけを抽出して、ピンポイントで効く薬を作る。その分効き目も早いが、副作用が伴うことがある。
その一方、アーユルヴェーダのお薬は、植物や重金属などの全体を使って薬を作る。
自然のバランスのままなので、副作用を打ち消しあって、効き目はゆっくりのことが多いが副作用が少ない。』

今はアーユルヴェーダを学び始めているので、
アーユルヴェーダが自分の法則、自然のバランスを大切にしていることがわかります。
この時はそこまでピンときていなかったけれど、ドクターに身を委ねてみようと飲んでみることにしました。

私は、女性ホルモンに効くシャタバリと、免疫力を高めるアシュアガンダを処方してもらいました。
何かがすぐに変わったわけではないけれど、
1ヶ月くらい経つと、超不規則だった生理が、28日〜32日の間でくるように。

妊娠、出産による急激なホルモン変化で、SLEの引き金になったと思うので
私のSLEケアは、女性ホルモンをどれだけケアできるかがポイント。
この適切な処方も2時間にわたるドクターとのセッションで、
生理周期、出血の度合い、妊娠時の経過、産後の体調など
細かくヒアリングされていたからだと思います。

まとめ

アーユルヴェーダの瞑想、オイルマッサージ、ハーブ処方までみてみました。
今は、たまに断食、毎風呂での瞑想、オイルマッサージ、朝晩のハーブ摂取で元気に過ごしています。
アーユルヴェーダは症状ではなく、一人一人の人間をみる。
だから私と同じSLEと診断されても、違うハーブ、オイルで行う場合もあると思います。

SLEと診断された時、症状が出たらステロイドという考え方にどうしても違和感を感じました。
みんな病気になった原因は人それぞれなので、対処法が一つしかないのだから。

SLEは原因不明の難病と言われているけれど、
私は科学的には説明できない何かしらの原因があると思います。
検査の数値では分からない食事、生活習慣、心の持ち方など。

自分で人体実験を繰り返しながら、誰かの健康につながる
お手伝いがしていきたいと思うこの頃です。

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